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こんにちは。教員の前田です。
前田ゼミ(3年:青山万桜、石原歩、大西由芽、片山葉礼、櫻井実花、中原梨奈)では、当学科の学生が主に利用する8号館3階のラウンジの利用状況をIoT機器(センサー付きカメラ等)を使って調べていました。この実証実験は、内田洋行、キヤノンマーケティングジャパン、デルタ電子の皆様に全面協力頂いて進めていました。実証実験は7月27日で終了し、学生たちがデータの整理、分析を行っています。
8月7日の午後、内田洋行、キヤノンMJの皆様に来学して頂き、学生が整理したデータについて、検討会を実施しました。検討会では、ラウンジの温湿度や照度等を計測した「環境データ」、センサー付きカメラが1秒毎に計測したラウンジ内の滞留人数を表す「カウント人数データ」、カメラの映像をチェックしてどの座席に座ったかを記録した「着席状況データ」の3種類を日別にまとめたものを用意しました。写真①がその一部です。
学生のコメントに対し、内田洋行、キヤノンMJの皆様からは「ラウンジの照度は、集中して作業するには明るすぎる時間帯がある」「座席にパーティションを設けるならば、一人分、二人分など幅を変えたものを用意していみたらよい。心地よく感じるスペースの幅は人によって差があるから」など、大変有益なアドバイスを頂きました。
続いて、内田洋行様(写真②)、キヤノンMJ様(写真③)から、実証実験に関するレクチャーをして頂きました。両社の皆様、本当にありがとうございました。
学生たちは、この検討会でのアドバイスを参考に分析を進め、後期開始頃を目指してラウンジの改善案とともに分析結果を公表する予定です。
なお、写真④は、8月6日と7日に行ったデータ入力作業です。当ゼミでは、スマートフォンを使った情報行動を毎年調査しており、今年度分の調査データ(アンケート結果)をエクセルに入力しました。当ゼミ恒例の「地味な作業」です。このデータの分析も、今後、進めます。