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前田ゼミ:IoT実証実験でデータを収集・分析し、改善策を検討します!

温湿度センサーが計測しているデータの一部。どこにいても、インターネット経由でデータの推移を確認できます。

こんにちは!前田ゼミの石原歩です!

 先日、温湿度センサーと人感センサー付きカメラを8号館3階に取り付けました
この2つのセンサーで、空間にいる人数、室温、湿度、ほこりや二酸化炭素の濃度などを計測します。実はこういうシステムは、商業施設や学校、オフィスに設置されているケースが増えています。皆さんの身近な例ですと、人が通行すると廊下の電気がついたり、エアコンの風が体温の高い人に向くのには、こういうセンサーが使われています。個人の体調管理にプラスして空調などをセンサーで管理することで快適環境を作ることができるわけですね!それらのデータをインターネット経由で収集したりできるのが、IoTと呼ばれる仕組みです。
 前田ゼミでは3階ラウンジをもっと使いやすく、居心地をよくするためにテーブルの使用状況や時間帯による湿度、CO2濃度などを合わせて統計をとり、条件を変えて適切な空間づくりを目指します。
 私の事前の仮説では、スマホを充電出来るコンセントがある席と、一番奥の席の使用が多いと思っていました。しかし、先程(6月22日夜)データを見たら、大人数の利用が多く一人席よりもテーブルの席が人気がありました。
 実際のデータを見ることによって、授業外でやる必要がある講義の課題やイベントの有無によって使われ方が違っているのが分かりつつありますので、そういう実情に合わせたテーブルの置き方などを考えようと思いました!
 8号館をお使いのみなさん!前田ゼミが夏休み明けにもっと使いやすいラウンジにするので楽しみにしていてくださいね!