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みなさんこんにちは!ビジネスデザイン学科3年の内田優羽です。
先日の「経営理念と企業倫理」の授業では、アステラス製薬株式会社アドボカシー部の大野好美様にお越しいただき、アドボカシー活動に関してゲストレクチャーをいただきました。
日本においては、海外で使われている薬が、日本で承認されて使えるようになるまでの時間の差「ドラッグ・ラグ」と、海外ですでに使われている薬の開発が日本で行われず、使うことができない「ドラッグ・ロス」の存在により、世界で開発されている最先端の治療が受けられないという状況にあるようです。適切な治療が受けられない方の動画も紹介され、決して他人ごとではないと思いました。
そんな中でアステラス製薬様は、製薬企業の使命として、そして社会的意義を果たすためにアドボカシー活動を展開されています。患者さんとご家族・医療従事者、アカデミア・研究機関、株主・投資家、ビジネスパートナー、社員、地域社会、行政といった幅広いステークホルダーとの対話や協働を通じて、日本で最先端の治療法を1日も早く、継続して患者さんに届けることを目指されています。新しい薬を開発するということだけではなく、それを必要な人にどのように届けるのかということも等しく重要であることがわかりましたし、それについて多くの人が考える場を用意することの社会的な価値の大きさを理解することができました。

講義の中では、国全体の社会保障関係費用や薬価改定の状況、あるいは特許期間が企業の投資行動に与える影響など、これまで考えたことのなかったお話もいただき、とても勉強になりました。
講義後の課題は、「限られた経営資源の中でできるだけ多くの患者さんに薬を届けるためには、どのような視点や考え方を大切にして判断しますか。さらに、その考え方を踏まえて、薬をどのような地域から、どのように広げていくか、全体的な方針を説明してください。」
というものでした。学生が参加する体験・対話プロジェクトもご案内いただきましたので、難しい課題ではありますが、これを機会に考えていきたいと思います。
大野様、貴重なお話をありがとうございました。