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こんにちは。昭和女子大学グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科3年の堀結布花です。
8月18日から9月5日までの3週間、アステラス製薬のアドボカシー部でインターンシップに参加させていただきました。このインターンシップは、本合先生の授業内で行われたアステラス製薬の方々によるゲストレクチャーでご案内をいただき、選考を経て参加することになりました。

1週目はレクチャー中心、2週目以降は実際の会議に参加させていただくなど、実践的に学ぶ機会を多くいただきました。本社での勤務に加えて、焼津事業場や高輪ゲートウェイ駅で開発中のビル・ラボの見学も行いました。焼津事業場では、薬を製造する工程やパッケージの現場を見学し、現場の方々から直接お話を伺うことで、本社業務だけでは分からないリアルな製薬現場の一面を知ることができました。高輪ゲートウェイ駅での見学では、アドボカシー活動が徐々に広がっている様子を肌で感じることができました。
また、毎週の部長との面談や毎日のレポートを通して日々の学びを振り返る機会があり、インプットだけでなくアウトプットを意識することで理解を深めることができました。さらに、インターンシップ最終日には、学んだことや市民に近い立場として感じたこと、提案をまとめて発表する最終プレゼンテーションの機会をいただきました。その準備を進める中で、自分と向き合う時間が多く、自分の好きなことや興味のあること、それはなぜなのか、自分は何を感じ、どう成長したのかなどを改めて見つめ直すきっかけにもなりました。

私たちの学科は特にプレゼンテーションを行う機会が多く、2年次のボストン留学では毎週のように大勢の前で発表を行ってきましたが、実際の社員の方々を前にプレゼンテーションを行うのは初めてだったため、期間中アテンドしてくださったお二人や部長にアドバイスをいただきながら、念入りに準備をして臨みました。

また、社長の直樹さんや人事・コンプライアンス担当役員の杉田さんをはじめ多くの社員の方々からお話を伺い、大学で学んでいることが実際の業務でどのように活かされているのかを知ることができたのも印象的でした。初めてのオフィス勤務で緊張もありましたが、皆さんが温かく受け入れてくださり、安心して学ぶことができました。
インターンシップを通して、アドボカシー活動や医療課題への理解が深まっただけでなく、「自分の意見を持つこと」や「考えて行動すること」の大切さを強く実感しました。大学の授業内でも質問を求められる機会は多いですが、インターンシップ期間中はより多くの場面で考えながら行動する力が求められ、その重要性を学びました。また、同じ質問でも人によって異なる答えが返ってくることから、多様な視点を持つことの大切さにも気づくことができました。
友人にインターンシップの話をすると、「そんなにたくさんの社員さんと関われるなんてすごいね」と驚かれることも多く、改めて貴重な機会をいただけたことに感謝しています。
とても有意義で、自分の成長を実感できた3週間でした。アステラス製薬の皆さま、本当にありがとうございました。
