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今回はビジネスデザイン学科10周年を記念して、現在活動中のゼミナールについて紹介していきます。ビジネスデザイン学科では3年生から自分が学びたい領域を3つの中から選択することができ、専門性を高めることができます。
3つの領域
グローバルビジネス&サステナビリティ
マーケティング&イノベーション
マネジメント&エコノミクス
それに伴いゼミナールも3つの領域に分類され、担当の先生とさらに学びを深めることができる環境が整っています。
今回はゼミ長に自身のゼミについて紹介していただきました。
まずは第1弾としてグローバルビジネス&サステナビリティの分野です。グローバルビジネス&サステナビリティでは国際ビジネスに不可欠な語学力や視野作り、共感力やリーダーシップを養うことを目的としています。グローバルビジネス&サステナビリティには今井ゼミ、本合ゼミ、オーリアゼミがあり、それぞれどれも興味深い内容となっているのでぜひ読んでみてください。これから第2弾第3弾と続きます。ぜひ他のゼミナールについてもご覧ください。
今井ゼミ 新井楓夏さん
今井ゼミは、ビジネスデザイン学科の中でも「グローバルビジネス領域」に分類されます。したがって、英語力やグローバルなビジネスの場で活躍するための学びを得ることができます。例えば年度始めには、アメリカのコロラド大学との協働プロジェクトにほとんどの学生が参加し、英語ネイティブのコロラド大学生とグローバルビジネスの場でホットな話題(スマートシティや半導体など)に関して学び、プレゼンテーションを行いました。
また、日本の社会事象を海外の学生向けに英語で紹介するPaletteというウェブサイトも運営しています。Palleteのロゴやサイトのデザインなどを学生制作している他、配信内容はゼミ生が調査し英語で執筆しています。新聞社での勤務経験がある今井先生が、英語記事の書き方やプロフェッショナルな英語の言い回しなどを指導してくださいます。デジタル化が加速する社会の中で、ChatGPTや英語翻訳機などとの上手な向き合い方も学びました。
私は、元々環境問題に興味があり、今井先生が専門とするESGという考え方を深く学びたかったことと、今井先生のより近くで学びたいという思いから今井ゼミを選びました!
プロジェクト以外での普段の授業は、今井先生の「How are you?」から始まります。その週にあったことをお互い英語で報告し合ったり、直近のニュースやホットトピックに関してディスカッションしたりします。自分でニュースを見るだけでは理解できないニュースに関しては、先生が嚙み砕いて説明してくださり、多面的にまたクリティカルに考える癖がつきます。今井先生は実務教員であるため、社会人の先輩として働く女性のリアルを教えてくださいます。ゼミ生からすると輝かしい経験談だけでなく、失敗談を交えて教えて下さるので、これから役立つ情報をたくさん得られているように感じます。
これからゼミ合宿が控えていたり、4年生では卒業論文が待ち受けています。しかし、ゼミ生では今井先生のご指導のもと、英語力やグローバル化する中での社会人力などを学びながら、精一杯頑張っていきます!
本合ゼミ 水野里咲さん
本合ゼミでは、同一産業から2社をピックアップし、各企業の戦略分析や財務分析、バリュエーションを通して企業の価値評価を行ったり、実際に販売されている企業の株は「買い推奨」であるのか「売り推奨」であるのかについて議論しています。また、議論を行う上では導入科目よりも多くの知識が必要になる為、必要に応じて知識を身につけるために講義が行われることもあります。
私は、入学時は何に興味関心を抱いているのか曖昧でしたが1年次の導入科目の受講を通して、自分自身がファイナンスに最も興味があると感じ、より多くの知識を身につけたいと考えた為、当ゼミに入る事を決めました。
本合ゼミは、企業分析などを行う際の議論時には真剣な雰囲気ですが、普段は明るく楽しい雰囲気のゼミで堅苦しい印象を受けることは一切ありません。全体的に個人ワークではなくグループワークが多いので、ゼミに入った約半年前と比較してもゼミ生同士の仲がより一層深まっていると実感しています。
また、ビジネスデザイン学科にはゼミに入らない自由選択もありますが、私自身がゼミに入って良かったと感じることが2つあります。1つ目は、興味を抱いている分野の知識をより増やす事ができた点です。先述のように、ゼミ内でも講義が実施される為新たに多くの知識を習得する事が出来ます。さらに、用語は聞いた事があるけれど使い方を忘れてしまった場合にも気兼ねなく質問する事ができ、意味や使い方を再確認する事が出来ます。2つ目は、知識をどのように実践的に使用するのかより鮮明に理解する事ができる点です。もちろん普段の授業でも使い方を知ることは出来ますが、ゼミ内で上場企業の戦略分析や財務分析、バリュエーションを行う事で授業で学んだ事を実際に活かす事ができます。またそれらをどのように活用すべきなのか、指標や指数の見方を深く理解できるようになりました。
オーリアゼミ 坪井こももさん
オーリアゼミは、英語で心理学を交えた組織行動論についてディスカッションをしながら学びを深めていくゼミです。ヒトのモチベーションや現状を知り、どのようにすればヒトはストレスなく仕事等に取り組めるようになるのか、新型コロナウイルスは私たちのワークモチベーションにどのように影響しているのか等の時事問題を含めて研究しております。また、心理とビジネス(ワークモチベーション等)について英語でディスカッションしながら理解を深めています。夏休みにはビジネスコンテストで心理学とビジネスを組み合わせたアイディアの提案をするなど外部の活動にも積極的に参加しています。また、卒論を早めから取り組むことになっているので、卒論の元となる3000字の論文を3年生で提出をするためにオーリア先生と話し合いながら構成を練っています。
私は、ビジネスの他に心理学に関心があったので英語の会話と共にヒトが織りなす組織行動について研究ができることに魅力を感じたためオーリアゼミに入ることを決めました。また、オーリア先生は心理学の学位の他に様々な学位をもっていらっしゃるので、そのような方から学ぶことのできる環境に身をおくことで研究のモチベーションが一層高まることを期待して入りました。
少人数なので意見を言いやすい雰囲気です。拙いスピーキングでも聞いてくれる温かい雰囲気があるので安心して意見を英語で言うことができます。新設されたばかりのゼミなのですが、オーリア先生も私たち3年も模索しながら研究を進めていきます。オーリア先生が問題提起をしてくださるのでそれについて自分がどう思うか意見を言う機会が度々あり、考えをしっかりと持つことがこのゼミでは重視されています。
編集:Webマスター3年 今井花菜 茅野怜 岩瀬優希