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こんにちは。藥袋ゼミ3年の太野日花里です。
私たち藥袋ゼミの3年生は、4月から、株式会社良品計画様のご協力の下、「無印良品」Health & Beauty部門のリブランディングをテーマにプロジェクトを行なっています。
7月6日に、現在の無印良品のディスプレイの工夫や、店舗陳列、店舗での消費者コミュニケーション(ポップなどの商品説明)について調査することを目的に、無印良品の旗艦店である銀座店にて店舗調査を行いました。
スキンケアの店舗陳列やディスプレイに関しては、品揃えの幅が広く、全体的に商品が天井近くまで高く陳列され、空間全体でカテゴリが表現されている印象でした。また、POPが多く活用され、商品の特徴がわかりやすいことから、自分に合った商品を選択でき、特に化粧水に関しては、デジタル診断があり、他店舗では見かけない新鮮さがありました。デジタル診断は簡易なものでしたが、見やすい場所に設置されていなかったため、素通りしてしまうお客様も多い印象を受けました。一方、男性に向けたスキンケア商品については、紳士服売場に男性向けの化粧水が陳列されていたことから、女性向け中心の化粧品売場に行きづらいと感じている男性への購入しやすい売場環境づくりの工夫を感じました。
見学の途中で、良品計画H&B担当のカテゴリーマネジャーの方にインタビューをさせていただきました。
【質問①】商品を高く積み上げる理由について
【回答①】遠くからでもどこに何の商品があるのか分かるようにするため
【質問②】化粧水の質問パネルの内容について
【回答②】実務家と一緒に考えた内容で、一人一人にスタッフが付けない事への配慮として設置。現在はトライアル中(質問項目の増設、ECサイトへの導入も検討中)
【質問③】POPについて
【回答③】本部で作成後、全国約570店舗に向けて配信し、各店舗で印刷して使用。店舗ごとのオリジナルPOPも業務内で制作可能であるため自由度は比較的高い。
今回の調査では、店舗における現在の売場状況や、リブランディング後を意識した新たな取組みについても理解を深めることができました。店舗見学を通して得た発見を、自分たちの提案に活かすべく、ブランドをさらに魅力的にするためにはどのようにすればよいか、今後もチームとゼミの皆で共に考えていきます。
店内をご案内いただき、インタビューを受けてくださった無印良品の方々のご協力により、充実した店舗調査となりました。お忙しい中、大変貴重なお時間と機会を作っていただいた皆さまのご厚意に心より感謝申し上げます。