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【タイビジネス研修 2023】第四弾!

Day 11

9/6

ホテルから南に離れ、タイランド湾の海岸にあるマングローブ林に行きました。ボートに乗り川を走ると、両岸には民家や祠、電柱や森が並んでいました。ここの住民の方もボートを走らせており、日本ではなかなか見れない光景だったのでとても興味深かったです。祠はタイの町中にたくさんあり、現地の先生から精霊を宿す場所だと教えてくれました。

マングローブボート

30分ほど進むと一面が海になりコンクリートの柱が見えてきました。これはバンコク州とサムットプラカン州の境界をあらわすそうです。マングローブ林の周りには無数の竹が刺さっており、これはマングローブを波から守る防波堤の役割を果たしています。その後は、竹でできた橋を渡りマングローブ林の奥へ入り植林をしました。

両岸に見える民家
マングローブの奥に進む竹の橋
境界

苗を植えたり種をまいたりと3種類ほどのマングローブを植えました。それぞれ育つ環境や成長速度が異なるそうです。私含め他の学生も足が沼にはまってしまいましたが、いい思い出でした!一緒に植林をしたタイの学生も初めての経験とのことでしたが、私達よりも上手にできていました。

マングローブの種
種を投げる

Day 12

9/7

KMUTTで最終プレゼンに向けたグループワークを行いました。ワークは東京大学の学生と協力して行っていきます。プレゼンテーマは「タイで実施したいビジネス」です。なかでも私たちのグループは「AI&Digitalization」に絞って、考えました。私たちが今回の研修を通じて感じたことを切り口として、「タイに訪れる外国人観光客に特化した、観光ツアーをAIが導き出すアプリケーション」を考案しました。タイは観光大国であることや、私たちが実感した交通機関の不便さや危険性を活かしてこのような案ができました。タイの交通の危険性を刷新するようなアイディアもでましたが、深堀していくと実現可能性がかなり低いことがわかりました。国をあげて実行していくべきものであり、さらにタイの国民性も関連している問題だという結論に至ったので、今回のようなタイの交通事情も踏まえたサービスを考えることにしました。日本とは環境が全く異なるので、タイならではのサービスを考えるのが楽しかったのと同時に実現可能性を考慮したときのアイディアを考えることが難しかったです。先生方も、私達外国人からみた客観的な意見やAIを活用したアプリケーションに興味を示してくれました。グループワークは比較的スムーズに進み、発表者やスライド製作者、さらなる肉付けなど自然とそれぞれの役割分担ができていました.

最終プレゼンに向けたGW
最終プレゼンに向けた企画書

途中、お昼休憩で学校の食堂で食事をしました。私は友人から勧めてもらった食堂のカオマンガイがおいしかったのでそれをいただきました。カオマンガイ約180円でお腹いっぱいになれるのでとてもありがたかったです!

食堂のカオマンガイ

Day 13

9/8

いよいよ最終プレゼン当日です。プレゼン兼クロージングセレモニーの場としてお借りしたICONSIAMの会場はとても綺麗でした。ICONSIAMの役員の方々や大学の先生方にもご臨席いただき、緊張感ある空気でしたが、プレゼンへのコメントや質疑は次のプレゼンに活かせる有意義なものでした。それぞれのグループでプレゼンを成功させることができました。内容や注目している課題は異なっていましたが、自分たちがタイに来て感じたことをベースとするという点ではどのグループも共通していたと感じます。

最終プレゼン
修了証
KMUTT学部長から修了証授与

クロージングセレモニー終了後は、ICONSIAM内にあるしゃぶしゃぶ店に行って昼食をしました。先生方も含めて全員でいただくしゃぶしゃぶはとてもおいしかったです!食べ放題だったのでみんなお肉ばかり頼んでしまいました!

最終プレゼンの後で
Closing Ceremony

ビジネスデザイン学科4年