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合格おめでとうございます!春までにお勧めの図書

みなさん、合格おめでとうございます。教員の三浦です。

学科長の本合先生をはじめ、教員一同、4月にみなさんにお目にかかれることを楽しみにしています。

ビジネスデザイン学科の教員が選んだ4月までにお勧めの本を紹介します。

ぜひチャレンジしてみてください。

★入学までに読んでおくとよい書籍リスト

【経済学】

○八代尚宏『日本経済論・入門』有斐閣(2017)。戦後復興からアベノミクスまで、経済の長期停滞、少子高齢化、所得格差等、現代日本の抱える問題を考える内容。

○山口慎太郎『家族の幸せの経済学』光文社新書(2019)。 結婚、出産、子育て等の身近な問題を経済学の理論と実証データ分析で易しく解説する内容で、3つの賞を得ている。

○新井和宏『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』イースト・プレス(2017)。金融のプロが高校生のために執筆した働くこと、お金はなんのため?を考える内容。

○新井和宏『あたらしいお金の教科書』山川出版社(2021)。そもそもお金とは何か、 人生100年時代、価値ある人生をしあわせに生きるための指南書。

○ヤニス・バルファキス (著)、 関 美和 (翻訳)『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』ダイヤモンド社(2019)。経済格差はなぜ生まれるの?経済格差の何が問題なのか?そして、我々はなぜ経済のシステムを知る必要があるのか、といった様々な疑問に対して、解説されている。

【経営学】

○安部修二・伊藤元重『吉野家で経済入門』日本経済新聞出版社(2016)。

○吉本佳生『スタバではグランデを買え!ー価格と生活の経済学』ダイヤモンド社(2007)。

 あなたの身近な現象を、経済学・経営学のレンズを通してみてみたら?きっと驚きと新しい発見があるはず。当学科で学んでいくそうしたレンズ(考え方)の入門におすすめの2冊。

【マーケティング】

○高野登『リッツ・カールトンが大切にする「サービスを超える瞬間」』かんき出版(2005)。サービス、ホスピタリティ、おもてなしの本質をもっと知りたくなる、実践したくなるだけでなく、サービス産業以外の企業も研修に使用するほどで現在57版増刷されている。

○森岡毅『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』角川文庫(2016)。

【ICT、データ利活用】

○三谷慶一郎 『60分でわかる! ITビジネス最前線』技術評論社(2017)。 

【英語・語学】

Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and Interactive eBook: Self-study Reference and Practice for Students of American English. Cambridge University Press; 第4版 ISBN-10 : 9781316646731 ISBN-13 : 978-1316646731

【女性のキャリア、女性のリーダーシップ】

○坂東眞理子 『女性リーダー4.0 新時代のキャリア術』(毎日新聞出版 2016)

○フランシス・ヘッセルバイン『リーダーの使命とは何か』海と月社(2012)。何をするかではなく、どうあるかでリーダーの真価は決まる。

○フランシス・ヘッセルバイン『あなたらしく導きなさい』海と月社(2013)愛されるリーダーの生き方、愉しみ方への気づき、リーダーを目指すのではなく真のあり方に気づける内容。

【学問の方法論】

○高根正昭 『創造の方法学』講談社現代新書(1979)。社会科学の基礎・データ分析の基礎。

○外山 滋比古『思考の整理学』 ちくま文庫(1986)。学ぶことに対する姿勢の準備の書。なぜ日本人は英語で「I think…」とばかり言うのかというような話題もグローバル的な視点でも面白い。

○橋爪 大三郎『人間にとって教養とはなにか』SB新書(2021)。学ぶことの大切さがよくわかる本

【Sustainability】

○小西雅子『地球温暖化を解決したい ~エネルギーをどう選ぶ?』岩波ジュニアスタートブックス(2021)。SDGsは今後のグローバル社会のスタンダードであり、中でもSDGs13, SDGs7である気候変動とクリーンなエネルギーは今後の世界経済のベースとなる。専門用語を使わずにわかりやすく気候変動とエネルギーについて解説。

○ピエトラ・リボリ著 今井章子・雨宮寛訳『あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実』東洋経済新報社(2006)。1枚のTシャツの「一生」を、綿花の原産地から古着流通まで丹念に追ったドキュメンタリー。グローバル経済の実像を、工業化における女性労働、大統領選と綿花生産者の票田、関税をめぐる国際関係などを通してわかりやすく描いている。

○ロバート・ライシュ著 今井章子・雨宮寛訳『最後の資本主義』東洋経済新報社(2016)。ライシュの提案する、新しい資本主義の形。政府か市場か、の二者択一ではなく、市場メカニズムの根幹となる市場のルールを見直すことで、資本主義を壊すことなく、サステナブルな資本主義を構築できると主張。市場メカニズムのルールを再考するに際し、わかりやすい切り口から、著者ならではの論点と立場を明確に取っている。