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TAからの手紙4-4 ②粂川桃帆(1D)

こんにちは!1年D組のTAを担当していました、粂川桃帆です。

あっという間に終わってしまった半年間でしたが、1年生のみなさんや同じTAの仲間と共に活動をしていく中で、たくさんの学びがありました。本日はこれまでの授業を通して感じたことなどをお話ししようと思います!

TAを志望した理由

私がTAに興味を持ったのは、自分が1年生だったときにTAをしてくださった先輩達に憧れがあったからです。

私たちは入学してすぐの初回授業から最後まで全てオンライン形式で、大学の授業がどのように行われるのかもわからず、画面上でしか会ったことのないクラスメイトとの活動に戸惑うことが多くありました。

そのような状況の中で、 当時のTAの先輩方は、私たちが授業に介入しやすいように声かけをしてくださったり、ワークの内容が難しい時には的確なアドバイスをくださったりと、多くの場面で助けてくださりました。

自分と同じ学生でも、授業を運営する先輩方の姿はまるで先生のようで、「大学生ってこんなこともできるのか」と感動しました。

その後進級し、「自分が感じていた新入生の不安を解消したい」、「自分も先輩のようにTAをすることで、大学での学びに期待してほしい」という気持ちを持つようになり、TAを志望しました。

TAをやってみて

実際にTAとして活動をしてまず感じたことは、授業運営が想像以上にTA主体で行われることへの驚きです。

授業内容自体はもともと決まっているものの、時間配分や使用するツール、授業の進め方は私たち自身で決めていきました。自由度が高い分、TA間での事前の打ち合わせや授業後の改善点の共有など、何度も話し合いをすることが必要で、大変だと感じることもありました。

しかし、工夫を重ねていく中で、クラス全体が積極的に授業に参加してくれるようになったのが、授業ごとに行われたふりかえりの内容や1年生の発言量から目に見えてわかり、TAとしての責任感ややりがいをよりいっそう強く持つようになりました。

最後の授業でこれまでの感想をクラス全員でひとことずつ共有した際、学生自身が成長を実感したり、授業を楽しめたりしたと話してくれたのが私にとっては忘れがたい瞬間になりました。

また、授業についてご助言をくださった先生方や4年生のシニアTAの先輩方は、客観的な目線でいつも授業を見てくださいました。そのアドバイスのおかげで、TAとしての振る舞いに自信を持つこともあれば、まだまだ気づかなかった点も多かったなと感じることもあり、常に向上心を持って取り組むことができたと感じています。本当にありがとうございました。

TAを目指す学生へ

それぞれいろんな理由があって、学生のみなさんはTAに志望すると思います。

前にお話ししたように大変なことも楽しいこともあり、私としてはTAとしての経験はとても貴重なものだったと感じています。

私がTAを志望したように、私たちの姿に何か感じるものがあって志望してくれたら嬉しいですし、逆に「自分ならもっと工夫できる」と思ったらぜひそれを実践して、ビジネスデザイン学科に受け継がれてきたTA制度がより良いものとなるようたくさんのアイデアを出してほしいなと思います!

もし興味を持った学生の方がいたらぜひ挑戦してみてください!

1年生へのメッセージ

1年生のみなさん、半年間という短い期間ではありましたが、一緒に基礎ゼミの授業に取り組んでくださりありがとうございました。

回を重ねるごとにグループワークやプレゼンを円滑に行う姿にとても感動しました。

私も最初はTAの役割に不安や緊張がありましたが、みなさんが明るく、真剣に授業に参加してくれたことに救われた場面が何度もありました。私たちの授業を受けていたD組のみなさんにとって、最初から最後までずっとわかりやすく楽しい授業であったわけではないと思いますが、みなさんが頑張っている姿がもっと良い授業にしたいという気持ちのエネルギー源になりました。

基礎ゼミの中で何度かお話ししたことがありますが、タクナルの授業で経験したことは今後さまざまな場面でみなさんを助けてくれるはずです。また、私たちTAとお話ししたことがみなさんにとって良い刺激になれていたら嬉しいなと思っています。

基礎ゼミの授業でみなさんと会えなくなるのは寂しいですが、TAとして携わったご縁として、これからも何か力になれることがあったらぜひ相談してほしいです。半年間、お疲れ様でした!