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TAからの手紙4-4 ①服部涼香(1D)

みなさん、お久しぶりです!1年D組のTAをしておりました、服部涼香です。

そろそろ肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
TA経験を通して学んだことや、一緒に半年間私たちと頑張ってくれた1年生のみなさんに向けてメッセージを伝えさせていただきます。

1.TAを志望した理由

TAを志望した理由は主に2つあります!

1つ目は、アルバイトで塾講師の経験をし、人に教える・気づかせることの楽しさを知っていたからです。もともと人に培った知識を伝えることが好きではあったのですが、教育者になりたい気持ちは特別あったわけではありませんでした。ただ、塾講師のアルバイトをすることになってからは、人に何かを伝えて、それを実践してくれたり、覚えてくれたりと、成長する過程を見ていく楽しさに気づきました。その楽しさや嬉しさを知っていることもあり、今回TAを志望しました。

2つ目は、1年生の支えになりたいという気持ちがあったからです。私はまさにコロナウイルスが流行していて、オンライン授業しかない時期に大学1年生になり、たくさんの不安を抱えていました。その気持ちを知っている私だからこそ、1年生に寄り添い、少しでも困っていることを解決してあげたいと思っていたので、TAをという役割で1年生と関わっていけたら…と考えていました。

2.TAをやってみて

朝が弱かったので大変でした(笑)

3年生になってからは1時限目に授業を入れないようにしていたので、余計に辛かったです(笑)

というのは建前で、個人的に悩んだところがいくつかありました。例えば、タクナルのテキストにある言葉は抽象度が高いので、それを自分の中で理解して落とし込むこと。また、クラスの特徴・グループの特徴・個人の特徴を把握し、それに合わせたアプローチをすること。そして、「なんとなく」「自分たちがこうだったから」で、やり方を選ばないことなど…毎週のように課題は出てきました。

私は学外で学生団体の活動をしており、そちらのことも考えながら、TAの授業を考えていくことも大変でしたし、塾講師のアルバイトは個別指導だったので、集団に向けて何かを伝えることの難しさも感じました。

ただ、大変で、悩んだことはたくさんあったのはゆるぎない事実だとしても、1年生の子が徐々に気づきを得たり、成長したり、その過程を見られるとやはりうれしかったですし、自分の声掛けによって表情が変わっていく姿を目にすると、どこかうれしくて泣けてくるときもありました!

大変で難しいこともあったけれど、TAやってみてよかったです。

そう思えるのはきっと、1年生のみんなと、一緒にD組のTAをしていた3人、STAの先輩方や、リアセックの方々のおかげだと思います。

本当にありがたかったです。

3.TAを目指す学生へ

上記のように、TAは意外と大変です。「タクナルの授業を受ける側と教える側では、ここまで視点が違うんだな」ということに気が付くと思います。ですが、大変でも成長できるのは間違いないですし、1年生の時に学んだタクナルの価値を改めて実感できるのはTAの特権です。どれくらい成長実感を得られるかも自分次第ですし、クラスの1年生たちがどれくらい成長してくれるかも、自分たち次第。責任はありますが、きっとTAをやりたい!という気持ちがあるのであれば、大丈夫です!応援しています。

4.1年生へのメッセージ

半年間、本当にありがとうございました!

言っていることがわからないとき、至らないとき、そんなときもあったかもしれませんが、ついてきてくれてありがとうございました。

みんなの発表も楽しく聞かせてもらったし、授業を重ねるごとに成長していく姿を見ては、心の中で嬉しく思っていました。投票で順位がついてしまうことがあって、落ち込むこともあったり、悔しかったりすることもあったかもしれませんが、私にとっては全員・全チームにいいところがあったし、全チームそれぞれに秀でているところがあったと思っています!綺麗ごとみたいですけど。

私はD組のみんなだったから、ここまで頑張れました。半年間、一緒に私たちTAと頑張ってくれたみんななら、これからの大学生活はきっと大丈夫です。タクナルの学びは、思ったよりも将来に活きてくることばかりです。応援しています!