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【藥袋ゼミ】ラ コルベイユ×藥袋ゼミ ブランド・レゾナンス創造プロジェクト ~ディベート編~

こんにちは。

藥袋ゼミ8期生です!

今年度も引き続き井関産業株式会社様と協働で、プロジェクト活動を進めています。前期のゼミ活動が終了したため、活動報告を行います!

前期ゼミ活動ではディベートを行いました。ディベートの流れは、肯定側と否定側に分かれて立論→尋問→反駁の順で議論をします。

私たちがディベートをした目的は以下の3点です。

  1. 調べる力、考える力、意見を伝える力を身に付ける
  2. 後期の企画に活かす
  3. 前期最終課題に向けた事前準備   

これらの目的のもと、ディベートを4回行いました。以下が議題と、肯定・否定それぞれの立論です。

ディベートの様子

第1回:SDGsに取り組むべき

肯定側立論 企業→イメージアップ・新規事業の創出・付加価値

否定側立論 目標同士の矛盾・雇用の減少・環境破壊(太陽光発電所→土砂災害)

第2回:日本では、2025年までに耕地面積に占める有機農業の比率を25%にすべき

肯定 慣行農業だと化石燃料を使用、25%はEUの数値→ローマと東京の気温は似ているから実現できる

否定 EUに便乗しているだけ、手間と費用がかかる、販路が限られる、値段が高い、収量が減る、JAS認証が必要

第3回:2035年までに使用済みプラスチックの100%をリユース・リサイクルの対象にすべき

肯定 海洋生物から人体へ影響がある、中国が廃プラスチックの輸入を廃止

否定 洗浄が必要、コストがかかる、品質の劣化、同じ材質が必要

第4回:営利企業は、非営利な活動に関わるべきでない

肯定 利益が出なければ企業活動の継続は不可、NPO法人に任せる

否定 企業外 求職者に好印象・投資家や顧客へアピール

   企業内 労働意欲の向上・離職率低下・売上や市場シェアの増加

これらを通して学んだこと・身についたことは、「情報収集力・取捨選択する力」、「意見を伝える力」、「考える力」の3つです。

情報収集力はインターネットや本を使って広い視野で、情報を集めることがでできました。取捨選択する力は立論は6分・反駁は4分など時間が決まっていたため、調べた情報すべてを伝えることはできませんでした。どれを使えば自分たちにとって有利に進められるか選び取る力がついたと思います。

意見を伝える力は立論で身に着けることができました。初めに「私たちは、3つの意見があります」と言って、そのあとに1つ1つ説明を加えるという伝え方を意識したことで、相手チームが聞き取りやすく、内容の理解がしやすいと思いました。

考える力については、尋問と反駁で身に付いたと思います。相手がどのような立論を立ててくるか分からないため、速攻で考えなくてはいけませんでした。準備段階で相手の出方をある程度予測したり、相手チームにとって有利な情報を調べるなどを行った結果、後半は自分たちが調べた情報をもとに、矛盾点を指摘することができたと思います。

これらで得た知識を使って、これからのプロジェクト活動に活かしていきます!次回の更新をお楽しみに☻