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皆さん、こんにちは!「TAからの手紙」、3人目は1Bを担当した石川夏綺です。
★TAを志望した理由
私がTAを志望した理由は、私は気になったことには何でも挑戦してみるという性格だからです。実は、私は小学生の時までは内気な性格で、リーダーのような目立つことがとにかく嫌いでした。でも、そんな私を変えてくれたのが、中学生のときに出会った担任の先生でした。その先生が学級委員をやってみないかと声をかけてくれて引き受けてみたところ、とてもやりがいがあって楽しかったという驚きを得ました。そこから、積極的に何かにチャレンジすることの充実感がとても好きで、いろんなことに挑戦してきました。大学では、プロジェクト活動やゼミ、留学など様々な経験を得るチャンスがありますが、大学で授業を教えるという機会は他の大学でもなかなかありません。そこで、めったにないチャンスがあるのなら自分からつかみに行きたいという意思で志望しました。
★TAをやってみて
毎回、毎回の授業がとても新鮮でした。普段、授業を受けていた「学生」としての立場が「先生」として授業を教える立場に変わった瞬間に、見方を変えなければならないというところから始まりました。それは、授業を教わる立場にたって考えることです。とても基本的なことで、普段の生活の中で相手の立場にたって考えることは容易なことだと思います。しかしそれが授業となると簡単なことではありません。授業を準備するなかで、TAは1年生のときに授業を経験しているから分かっていても、初めて授業を聞く1年生にとってはどこまで理解してくれるのか、どうしたら発言しやすい環境が作れるのか、ましてや大学に通ったことがなく友達関係が出来上がっていないなかでのグループ活動はとても悩まされました。
そんな状況でしたが、一緒に授業準備・運営を行っていたB組の他3人のTAの存在はとても大きかったです。授業を重ねていくと、TA4人のそれぞれの強みや弱みが分かってきて、お互いに持っていない強みを活かし、弱みは補っていくという強い連携が出来上がっていました。その結果、一番に1年生の成長のことを考え、TA自身も成長していく深い授業づくりに専念することができました。最初はなかなかなれない授業運営でしたが、最後までついてきてくれた1年生にはとても感謝しています。
当初は、とても控えめな1年生でしたが、最後は授業時間を押してしまうほど活発に意見を出してくれるまでに成長した姿を見ることができて、とても嬉しかったです!
また、最後の授業のあとに「TAの暖かな雰囲気が作り出すこの授業が楽しみでした!中高の時はあまり発言するほうではなかったのですが、この授業を通して積極的な人になれたと思います。TAの先輩方に憧れて、私もTAになりたいと思いました。」というLINEを送ってくれた1年生がいて、舞い上がるほど嬉しかったです。
最後にゼミでもお世話になっているCAの藥袋先生、授業運営にアドバイスをくださったSTAの上野先輩・堀川先輩、切磋琢磨してきた同B組TA、他クラスのTA、1年生には感謝してもしきれないです!ありがとうございました!
★TAを目指す学生へ
大学で授業を教えるという機会はなかなかないと思うので、ぜひ挑戦してほしいです。よくある言葉ですが、「やらないで後悔するより、やって後悔する」ほうがいいです。TAは「やって後悔する」ことは、ありませんので(笑)。ゼミ活動やプロジェクト活動、アルバイト、大学の課題、私的な用事などで確かに大変なことはたくさんありました。でも、大変だと思う以上に、強い自信や大きな経験がたくさん得られます。そして、大変だと思うことも意外とやってみたらどうにかできます!(笑)実際に、プロジェクト活動や留学、ゼミ活動などを含めて大学生活3年間を振り返っても、TAの経験がとても大きいなと感じています。TAをやってみたいなと思っている人も、何かに挑戦してみたいなと思っている人もぜひ挑戦してみてください!
★1年生へのメッセージ
タクナルの授業、お疲れ様でした!最初はコロナ禍で1年生同士会ったこともない状況で始まり、どうなるんだろうと心配していました。私自身、人見知りをしますし、私が新入生の立場だったらと考えたときに、不安でしかたなかっただろうと思います。
でも授業が進むにつれて、1年生が積極的に意見を出しあったり、笑顔で話している姿を見て、心配が安心に変わりました。せっかくできた友達ともなかなか会えず、心細いことも多いと思います。そんなときには、一緒にグループワークを通して乗り越えたクラスの仲間とのご縁を大切にしてください。そして、大学での時間はとても貴重なので、積極的にやりたいことに挑戦してください!
これからも何かあったらぜひ気軽に相談してください!ありがとうございました!