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TAからの手紙~Season 2~:②小林千夏(1C)

「TAからの手紙」、二人目は1Cを担当した小林千夏です。

TAを志望した理由

 私がTAを志望した大きな理由は、「今回が最後の自分にとって大きな挑戦の機会かもしれない」と感じたからです。これまでボストン留学やプロジェクト活動、ビジネスコンテストなど、様々な場面で自分から挑戦できる環境を頂いてきました。それぞれの活動からの学びは多く、新しいことへの挑戦の楽しみを知りました。しかし、今後の学生生活をイメージして、この先は授業が減り、就活が始まり、卒論を書いて、気づいたら卒業の日を迎えてしまうと焦りを感じました。

 そんな時に、このTAの話を聞いて、もう一つ自分の中で「やり切った!」と思えるような経験をしたいと思い、少し勇気が必要でしたが思い切って志望することにしました。

TAをやってみて

 実際に約半年間、TAとして行った活動は「やり切った!」と自信をもって言える経験になりました。当初は、『学生』が何十人もの学生に授業をすることに不安と大きな責任感を感じてしまいましたが、同じクラスを担当していたメンバーと一緒に何度も準備時間を設け、当日も朝早くからオンライン上で集まり、練習に練習を重ね、なんとか乗り越えることができました。その後は、やはり回数を重ねるごとに慣れてきて、「どうやって効率的に授業をするか」から「どうやって1年生の成長につながる授業を作るか」へと、授業準備の目的をメンバー間で変化させていきました。

タクナル発表会の進行中

 今年度は、去年まで対面で行ってきたものを自分たちでオンライン版を作り上げる必要があり、C組TAの4人で悩むことも多々ありました。でも、毎回の振り返りでは遠慮なくお互いに思ったことを伝え合い、4人の信頼関係を築くことで、その次の回は少しでも1年生の成長につながり、オンライン授業が続く不安をなくして楽しんでもらえる授業になるようにと取り組みました。

 授業を繰り返す度に、1年生の笑顔が増えたり、自分から積極的に発言する様子や、グループワークで皆で楽しそうに話している姿を見られたことはとても嬉しく、挑戦してよかったと思いました。

★TAを目指す学生へ

 少しでも興味を持った方には、是非思い切って挑戦してもらいたいです。「授業をするなんて準備もあって大変なのでは…」と思われるかもしれませんが、私はマイナスに感じたことはほぼなかったです。確かに、自分の勉強やゼミ活動、アルバイトなどとの両立は難しいときもありましたが、そういう時にどのように効率的に準備を進めるかをメンバーと役割分担などを考えて実行したことは、今後社会に出てからも求められる力だと感じ、貴重な経験だと思いました。

準備mtgで真剣に考え中の4人

 また、TAメンバーとの仲がかなり深まります!オンラインならではのトラブルに私たちは多く遭遇しましたが、大きな壁を一緒に乗り越えた仲間は、大切な相談できる存在にもなります。これからの就活で壁にぶつかった時もお世話になります!(笑)

 自信がなくて迷っている学生も安心して挑戦してもらいたいです。何十人のクラスに教える側の立場はほぼ全員未経験なので、皆と失敗をしながら慣れていけば大丈夫。きっとTAの活動が終わるころには笑い話になり、自分の大きな成長に気づけるはずです!

★1年生へのメッセージ

 1年生の皆さん、タクナルの授業お疲れさまでした!一度も同級生と会ったことがない中、「チームワークをしましょう!」と言われ、大変だったと思います。しかし、今回皆さんが経験したことは、必ず今後に役立つスキルだと思います。今後、初対面の人とオンラインで活動を進めないといけない時が来たら、ぜひ自信をもって、周りの方を巻き込んでいきましょう!

 中には、うまくいったこともあれば、克服できなかったことがある人もいると思います。どちらも今後の自分を見つめ直すときの判断基準にしてみてください。皆さんがこれから活躍していくことを応援しています!タクナルは終わってしまいましたが、困ったときはいつでも私たちTAを頼ってくださいね!

 最後に、1Cの皆さん。楽しい授業を一緒に作ってくださりありがとうございました!私自身の大きな成長を実感しながら、1年生の成長も見ることができ、貴重な時間になりました!

 これからも一緒に成長していきましょう!!