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【飛田ゼミ】インゼミ報告(後半)

皆さんこんにちは!飛田ゼミの鈴木と川邊です。11月19日、私たち昭和女子大学飛田ゼミは、早稲田大学梁取ゼミ(ヒューマン・リソース・マネジメントゼミ)の10名(男女5名ずつ)とインゼミを行いました。

梁取ゼミからは「県議会の女性議員を増やすために、少ない県の要因分析と増やすための具体的な提言」「大学のミスコンはどうしても容貌重視(ルッキズム)に流れてしまうので、アンチテーゼとしての早稲田コンテストの提案」の2つの発表があり、ユニークで、かつとても共感できる発表・提言が行われました。ルッキズムについての発表では、外見重視の価値観を排除したミスコンの提案がされました。運営の目線でミスコンの詳細が考えられていてとても面白かったです。ルッキズム以外の価値観での評価をする場を設けることで自信を持てる人が増えると思いますし、コンテスト内容自体も面白かったので是非実現してほしいと思いました。

私たちからは「女性の活躍を実現させる方策として、消費行動や、企業製品の選択で実現する戦略」および「データでみる日本企業の女性活躍度分析」を発表し、梁取ゼミの男子学生、女子学生がどのようにこの問題を考えているか質問しました。 梁取ゼミの男子学生からは「例えばクラブ活動やゼミ活動などにおいては、男子学生が会長で女子学生が副会長といった、差別というわけではなくても無意識な役割分担意識はかなりある。会長職はみんなからいじられるのも役割になっており、そんなことを女子学生にはさせられないと思ってしまう」という発言もあり、女子学生も「最初に代表して発言するのは男性の役割であまり出しゃばってはいけない」と考えてしまうとのことでした。私達は日頃同年代の男子学生の生の意見を聴くことがほとんどありませんが、梁取ゼミの学生は男子学生も女性活躍推進にポジティブに考えていることがわかりうれしく思いました。

梁取ゼミの学生からは活発な質問や意見が次々と飛び交い、日頃このような機会があまり無い我々にとっては、非常に刺激になりました。校外に出ることで自分たちに足りないものを見つけ、視野や可能性を拡げることが可能になります。このような機会をいただいた早稲田大学の梁取先生、梁取ゼミの皆様、そして飛田先生に感謝したいと思います。また機会があれば積極的に参加したいと思いました。