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こんにちは。湯川ゼミ3年の小林千夏です。私達は、ゼミ活動の一環として参加している「一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ」のイベントで、アーム株式会社様の「IoTデバイスのセキュリティが破られた結果として起きる『最悪のシナリオ』を考える」という共創テーマにアイデアを提案しました。
近年、家の中にカメラやセンサーを設置するだけで、子どもや高齢者、ペットを見守ることができ、IoTデバイスによって人々の生活が便利になる一方で、このようなデータが外部にもれたら、住んでいる人が家を出入りするタイミングが知られてしまいます。私たちは、その結果、誰もいない時間を見つけて侵入・強盗や、家を出た小さい子の誘拐などに発展してしまうことを『最悪のシナリオ』の一つとして提案しました。
IoTデバイスによって私たちの生活が便利になる一方で、様々なリスクが発生します。このリスクを多くの方に知ってもらい、セキュリティ対策を促進するため、アーム株式会社様は提案アイデアをもとに「IoTを入れただけなのに」という短編動画を制作し、8月末に開催された「ifLink Open Community Festival 2020 Summer」というイベントで発表しました。この動画制作に私達も参加しました。
「IoTを入れただけなのに」(小林千夏主演(湯川加筆))
動画では、タイトルの通り、便利な生活の裏に潜むセキュリティのリスクが描かれています。制作に向けて、企業の方々とミーティングを重ね、視聴者にセキュリティの大切さがより強く伝わる工夫を凝らして、限られた時間で撮影を行いました。現場は笑いが溢れ、楽しく過ごすことができました。
この経験を通じ、IoTデバイスのセキュリティの重要性を知ると同時に、企業の方とのやり取りから、メッセージを伝える作業の計画や進め方を間近に見ることができ、とても貴重な経験になりました。 このような機会を頂いた、アーム株式会社様とifLinkオープンコミュニティの皆様に感謝申し上げます。私たちはこれからも、テクノロジーの拓く未来に関して多くの議論を交わし、楽しく学ぼうと思います。