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TAからの手紙~1年基礎ゼミを担当して~:⑧林茉奈(1B担当)

 皆さん、こんにちは。自称PR担当教員の前田です。
 「TAからの手紙」、八人目は1Bを担当した林茉奈さんです。

★TAに立候補した理由
 TAとして授業補助を行うのではなく、学生主体で90分間の授業を運営していくことに大きな魅力を感じたからです。まだまだこのような方法をとっている大学は少ないと知り、この大学でしかできないような貴重な経験ができるのではないかと考え挑戦しました。

★TAをやってみて
 TAの活動を終えて一番感じている事は、「一人一人にあったリーダー像がある」ということです。自分は先頭に立って他の人を引っ張っていくことよりも、リーダーを陰でサポートするような役回りが向いているように感じます。TAをやる前はファシリテーターには、自分は向いていないのではないかと思っていました。しかし実際にやってみると、受講している学生一人一人の意見をうまく聞ける人、わかりやすい説明ができる人、時間の管理が得意な人、時には間違いを正せる人、場を盛り上げてくれる人、とTAのメンバーそれぞれの強みを活かした活躍が見られ、私も周りが言っているような理想にとらわれず、私らしいリーダー像を見つけることが大切であると気づかされました。

 これからTAを志望しようか迷っている人もいるかと思いますが、自分は向いていないと思う人こそ勇気を出して挑戦してみてほしいです。苦手分野の克服にばかり焦点を当てるのではなく、どのように長所を伸ばしていくべきか考えることができました。

★TAに必要なもの
 TAのメンバーの関係性が何よりも大切になってくると思います。同じクラスを担当していたメンバー同士で、良かったところも改善すべきところも話し合えた事が自分たちの成長に大きくつながりました。また何度も話し合ったことで、最終的に一年生にどんな風に成長してほしいのかを明確にして毎回の授業に臨む事ができました。ゴール像を共通認識としてクラスで確認することで、各ワークの動機付けにもつながったと思います。

★1Bの皆さんへ
 大変な課題もあったかと思いますが、回を追うごとにレベルアップした発表を準備してきてくれる真摯な姿勢が嬉しかったです。本当に温かくてかわいい子ばかりでした!