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皆さん、こんにちは。自称PR担当教員の前田です。
「TAからの手紙」、九人目は1Aを担当した荒川真穂さんです
★TAを志望した理由
志望した理由は2点あります。1点目は、1年生にとってTAが良いコネクションになれたらいいなと考えたからです。私が1年生の時は、先輩と話したりする機会が学寮などでしかなく、人によっては何も先輩との繋がりがなく困ることも多かったため、その助けになるのではないかと思いました。2点目は、人前で話すことへの苦手意識の克服です。以前から、何か重要な時や、人前に立って話すときにとても緊張してしまう傾向がありました。TAとして前に立ち、堂々と話すという行動で克服できるのではないかと考えました。
★TAをやってみて
1点目の1年生とのコネクションづくりについては、達成できたと思います。特にテスト期間を目前に控えた7月は、授業が終わった後にテストについての質問を受けたり、学内で会うとあいさつをしてくれたりすることがありました。また、オープンキャンパスのお手伝いをした際には、TAを担当したクラスの1年生がたまたま一緒に手伝っていたので、たくさん話しをすることもありました。
2点目の人前で話すことへの苦手意識については、完全に克服できたかというと、そこまでは自信を持って言えないと感じています。もちろん、日常的に人前で話すことは頻繁にあるのですが、それは授業ではなくサークルだったりして、自分の中ではその作業の重みが違うため、すらすら言葉が出ます。しかし、自分はいたずらに“授業”というものにとらわれすぎていたのか、TAとしてすらすら話すまではできなかったかなと思います。
ですので、正直なところ、TAは大変だったと感じました。特に人前で話すことが苦手な私にとっては。同じ苦手意識を持っていれば1年生も大変だったのではないかと感じます。
でも、もちろん良かったなと思える部分もあります。人前で話すことへの苦手意識が完全に克服できたわけではありませんが、少しは軽くなったと感じます。最終回に進むにつれ講義用の資料に書き込む量が減ったり、始まる際の自分自身の気持ちが徐々に落ち着いて来ました。
また、これは私の癖かもしれませんが、砕けた優しい言い方よりも静かに厳しめな言い方をしてしまうことが普段から多く、基礎ゼミの始めの頃に教壇に立った時、顔も怖く言い方も厳しめな感じを醸し出してしまうことが多くあったと思います。しかし、授業の回数を重ねていくたびに、表情も柔らかくなり、言い方も良くなってきたと実感しています。
★1年生へのメッセージ
半年間ありがとうございました。授業はいかがでしたか?ほかの授業との兼ね合いもあり大変だった時期もあったかと思いますが、頑張ってくれたと思います。この半年で学んだことは、今後の学生生活で絶対に役に立つときが必ずあります。すでに多くの授業でグループワークを経験したと思いますが、基礎ゼミで学んだことを、後期から始まる授業で活用していってほしいです。
★TAを目指す学生へ
TAについていろいろな話を聞くことがあるかと思います。しかし、TAを経験した学生それぞれの感じ方があります。ポジティブなことやネガティブなことを聞いてもその学生にとってそう感じただけであり、あなたはどう感じるかはやってみなければわかりません。
TAを経験したら、こうなる。というものはなく、一人一人の取り組み方やTAに対しての考え方で変わってきます。しかし、自身に変化をもたらしてくれるのは確かです。
どうしても、新しいこと・ものに挑戦しようとするとき、ネガティブなことを考えてしまうと思います。やってみたら何かいいことがあるかもしれない、いいことかどうかはわからないけれど何か変化があるかもしれません。ネガティブなことばかりにとらわれず、何事にも挑戦してみるのが一番だと思います。その挑戦したことをバネにして、今後の生活が変わることもあるはずです。