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飴善ゼミ ミライロプロジェクト ブレーメン調査隊に参加しました!

こんにちは

飴善ゼミ3年 ミライロプロジェクトチームリーダーの星です。

8月27日に、表参道にあるspiralにてBmapsの調査イベントが開催され、ゼミ生5人と飴善先生で参加してきました。

参加ゼミ生、会場案内などのお手伝いもさせていただきました。

ミライロ岸田ひろ実さんと

このイベントは、都内の大学生と車いすユーザーが5人ほどのグループとなり、ワークショップやspiral周辺のバリアフリー調査をするイベントです。

表参道では、10月に障害のある方たちのアート作品展「Museum of Together」がspiralで開催されます。

株式会社ミライロでは、そのイベントに向けて表参道駅周辺のBmapsへのスポット登録数300件を目標としており、今回のイベントが開催されました。

イベントの最初は、Bmapsの説明と、株式会社ミライロの岸田ひろみさんのお話を聞きました。

岸田ひろ実さんによる講義

岸田さんは、数年前に病気を患い、胸から下に麻痺が残り、現在車いすで生活されています。

実際の車いすユーザーの方のお話を聞き、改札の幅が車いすでは通り抜けできないこと、引き戸が開けられないことなど、普段私たちが生活の中で何気なく普通に使っているものが車いすユーザーにとっては障害(バリア)になっているのだなと改めて感じました。

その後、グループごとにエリアを分けてBmapsへのレビュー投稿を1時間ほど行いました。

Spiralビルを中心に表参道周辺を調査

各グループに1人ずつ車いすユーザーが参加していた他に、1台ずつ車いすを支給され、メンバーが順番で実際に乗りながらレビュー投稿をすることができました。

前回ゼミ内で行ったレビュー投稿では、車いすで上ることができる段差かどうかを憶測で判断していましたが、今回は実際に車いすで試してみることができたため、より具体的なレビューを投稿することができました。

また、自分たちも車いすに乗ってみたり、押してみたりすることで、普段気づかずに通り過ぎている場所が車いすにとっては危険な場所だったり、段差と認識していないところが実は段差で車いすにとっては危険な箇所だったり、レビュー投稿以外のところでも多くの気づきがありました。

レビュー投稿から戻った後は、グループで実際に歩いてみた結果をもとに簡単なワークショップを行いました。

調査グループ単位にワークショップ

危険だと思った点や、車いすユーザーにお勧めしたいお店など、各チームそれぞれに上がっており、Bmapsでしっかりと発信できればいいなと改めて感じました。

最後には、参加者全員に「Bmapsサポーター認定証」が配られました。

ビーマップサポーター認定証をいただきました!

今回のイベントに参加して、普段から車いすで生活されている方と一緒にレビュー投稿をすることで、レビュー投稿をより詳しくすることがどれだけ車いすユーザーに方々のお役に立てるのか実感することができました。

「Bmapsサポーター」に認定していただけたため、これからはレビュー投稿だけでなく、Bmapsというアプリをよりたくさんの方に知っていただき、2020年東京オリンピック・パラリンピックの時には、たくさんの障害のある方の力になることができればいいなと思います。

ブレーメン調査隊参加者集合写真