こんにちは、湯川ゼミの高野です。
先日のゼミでは、ベンチャー企業の経営者向けにコーチングを提供されている、エグゼクティブコーチの和気香子さんをお招きし、将来のキャリアやベンチャー企業に関して議論しました。
和気さんは東京大学卒業業後、女優業に従事し、その後ニューヨーク大学でMBAを取得。帰国後は日本コカ・コーラ社など数社に勤務しました。現在はコーチングを主に行なっている和気さんですが、これまでの女優業や数社での勤務の経験が今の役に立っているそうです。スティーブ・ジョブズの有名なスピーチの一節である”connecting the dots”の話にあるように、今は何の役に立つかわからないことでも、時が経って考えてみると、全ての点と点が結びついて今があるということです。
和気さんは講義の中で「やれることよりもやりたいこと」とおっしゃっていました。色々なキャリアを積んだ後、やれることをするのもよいが、やりたいことをすることで、より自分らしく生きられることに気づかれたというお話は、シンプルですが、示唆に富みます。
一緒に議論させていただき、自分が何をしたいのか、どうしたらよいのかを見つめ直す良い機会になりました。