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【前田ゼミ】いろいろ大変、てんこ盛り 

 学生に「あれやれ、これやれ」という割に、ゼミ情報の更新が少し滞りました。教員の前田です。すみません。

プレゼンしているのは、工藤茜さん。

 さて、まずは6月4日のゼミです。この回は、「若者世代のメディア接触状況の変化」をテーマにしたチーム=岩崎まどかさん、工藤茜さん(いずれも3年)=がプレゼンしました。講師は、現代ビジネス研究所研究員の宮脇啓透さん(日鉄住金総研研究主幹)です。出されていたお題は、「総務省の平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」のうち調査結果概要、調査結果報告書を読んで、日本人の情報通信利用、メディア利用、コンテンツ(テレビ番組、新聞、本、音楽、ゲーム等)利用傾向をまとめてください」という、ハードなものでした。

 報告は、田中愛莉沙さん(同)です。「本日のゼミでは主要媒体の利用時間等についてのプレゼン、ディスカッションを行いました。資料を読んである程度の予測を立てていたのですが、プレゼンを聞くと、自分では気付けなかったことがたくさんあり、プレゼンを聞いて理解できるようになりました。私は違う調査のグループなのですが、調査の上で必要なことも学べました。メディア接触についての調査はまだ続くのですが、ゼミ生全体で協力し合って行っていきたいと思いました」。 

(教員より)この課題も、大変。でも、自分たちで調査を設計、実施、分析するには、主要な先行調査はカバーしておかないとダメなのです。二人の苦労が垣間見えた回でした。

 次は6月11日分。「世田谷区を対象としたハイパーローカルメディアを設計する」がテーマのチームです。このチームのことは、5月19日のこのブログで紹介しました。その続報ですが・・・、”Coming soon!” です。お楽しみに。

 では、この投稿の最後は、ソーシャルビジネスチームです。

 小笠原梓です。私たちは5月28日のプレゼンテーション後、世田谷区の方から「地域で支え合う、高齢者の見守り事業」という新たなる課題をいただきました。

ふきのとうの代表・平野覚治さん(写真奥)のお話は、とても具体的で参考になりました。

 この課題を考えるにあたって、6月3日に、メンバー3人が老人給食協力会ふきのとうさんへ訪問させていただきました。ふきのとうさんは見守りを兼ねたお弁当の配食サービス事業を行っています。今回はこの配食サービスに同行させていただきました。限られた配達時間の中でも利用者さんに声をかけ元気な様子を確認する、この見守りがふきのとうさんの強みだと感じました。

 また、ふきのとうさんの特徴として、お弁当作り、配達や運営などのほとんどが地域のボランティアの方々で担われているということが挙げられます。まさに高齢者を地域で支える、というお手本を見せていただいた気がします。右の写真は、6月10日にふきのとう代表の平野さんからレクチャーをいただいたときのものです。

(教員より)ソーシャルビジネスチームは、ふきのとう訪問の際に利用者の声を聞いて、自分たちの企画立案の参考にしました。その結果は、6月18日のゼミで発表しました。その中身は・・・、これも”Coming soon!” です。