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コーポレートファイナンス エネルギー会社小山田みやび様ゲストレクチャー

みなさんこんにちは!ビジネスデザイン学科2年の金井美子です。

2025年1月8日、エネルギー会社に勤める学科卒業生の小山田みやびさんが来てくださいました。

みやびさんの勤める会社は世界最大級の燃料取扱量を誇るエネルギー会社であり、環境に配慮した再生可能エネルギーを積極的に取り入れることで環境保全にも大きく貢献しています。講義では日本の電力業界について、電力のトレーディングについて、そして実践的な計算と予測ができるワークを学ばせていただきました。電力はほかの商品とは違い貯めておくことができないことや、また日本は電力輸入国であることから、電力を商品とした会社は様々な取引の形を作り、数多くの電力市場が日本には存在しているそうです。この市場での取引で、私たちビジネスデザイン学科の学生が本合教授のコーポレートファイナンスの講義で教わっている内容、「先物取引」と「先渡し取引」が登場してきました。講義ではそれぞれの特徴、異なる点を学んできましたが、先輩のみやびさんのお話によって実際に市場で使われているということ、実際にどんなときに使い分けされているのか、そして知っておくことが重要かつ当たり前であるということを知り、理解度が深まりました。

実践のワークでは、電力を先物取引でこの値段で今買うべきか買わないべきか、利益と損益はどれくらいか、考える問題を出していただきました。イベントや天気によりどのタイミングでどのくらい電力の需要が高まるか、発電所の稼働停止により供給がどのくらい減るか。需要と供給を合致させなければならない電力市場では、様々な確認すべき事項がある上で、そのことから予想しなければならないこと、またそれを仕事として日常的にやっていることに驚きましたが、学ぶ意欲が高まる機会となりました。

みやびさん、ありがとうございました!