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【櫻木ゼミ】~4大学合同ゼミ研究発表会~その4

 ブログをご覧のみなさんこんにちは!櫻木ゼミ3年ゼミ長の村加怜央菜です。今回で合同ゼミに関する投稿は最後となります。そんな最後の投稿は、研究賞に輝いたエンタメチームの研究内容についてお伝えしようと思います。

「推し」に関する研究

 最近、頻繁に聞くようになった「推し」という言葉。一昔前は、自分が1番好きで、応援しているアイドルのことを「推し」と表現していました。しかし、現在はアイドルかどうかに関係なく自分が1番好きで応援している対象の全てを「推し」と表現する人が多くなりました。エンタメチームは、「推し」という存在がいることで、毎日が楽しくなる一方、お金や時間など「日常生活で『推し』に侵食されてしまうのはなぜなのか」というリサーチクエスチョンを立てて研究しました。私は、エンタメチームに所属していましたのでエンタメチームを代表してこの研究をした経緯と仮説、結果についてお伝えさせていただきます。

Q1このテーマで研究をした理由

 エンタメについて興味があることを、チームメンバーで出している中で全員に「推し」がいて、「推し」に関する研究をしてみたいという意見で一致したからです。リサーチクエスチョンは何度もブラッシュアップしたのですが、「推しがいる人でも、生活の全てが「推し」で染まっている人と染まっていない人がいるけど、その違いって何だろうね」というメンバーの疑問から最終的にこのテーマに決まりました。

       エンタメチーム 発表の様子

Q2仮説

 ①1人で過ごしている時間が多い人は侵食されやすい

 ②友達が少ない人は侵食されやすい

 ③心理的責任感*¹の強さから、侵食されやすい

 ④自己肯定感*²が低い人程、侵食されやすい

*¹心理的責任感:自分の行動や決断が他人や状況にどのような影響を与えるかを自覚し、それに責任を持とうとする気持ちのこと。(この研究では、私が推しを育てなくてはいけないという気持ちを指す)

*²自己肯定感:「自分は大切な存在だ」と感じる気持ちのこと。

Q3結果

①(休日の1人時間が多いに限る)、③は採択。②と④は棄却。さらに、休日の1人の時間が多く、心理的責任感が強い人ほど侵食されやすいことが分かりました。

エンタメチーム 参加感想コメント

苅部桃果

 今回の研究を通して、自分たちの興味関心を大切にすること、とりあえず進み続けることが大切だと学びました。分析や統計をとったのは今回が初めてだったためいつもの授業とは違った体験をさせて貰えたこと、とても感謝しています。また、チームを超えて協力し合えたからこそ、新たな視点を発見できたと感じています。櫻木先生、温かく熱心なご指導ありがとうございました。そして、楽しいときもつらい時も乗り越えられたのはゼミのみんなのおかげです、みんなありがとう☺︎︎︎︎!

神部絢香

 今回の研究では、自分たちの興味や関心を大切にしながらテーマを設定し、問いを立てて深く考えることができました。その過程はとても充実していて、楽しく学ぶことができたと感じています。普段の講義ではなかなか体験できない実践的な活動を通して、たくさんの発見や新しい視点を得ることができました。また、櫻木先生の温かく的確なご指導、そしてチームメンバーとの協力があったからこそ、今回の賞という素晴らしい結果につながったのだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を胸に、これからの学びや挑戦にも前向きに取り組んでいきたいと思います。

小林果鈴

 今回の研究では私たちの興味関心から「推し」というテーマを設定しました。自分たちの経験から疑問に思ったことを探求する過程はとても楽しく大変なこともありましたが、新たな発見も多くとても充実したものになりました。インゼミで研究賞をいただくことができたのはメンバー全員の助け合いがあったからこそだと思っています。研究にご協力いただいたすべてのみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

村上くれは

 今回のインゼミを通じて、「推し活」という身近なテーマを学術的枠組みに落とし込む発想力や、Hadを用いたデータ分析の実践力を学びました。今後もこの学びを、就職活動を始めとする様々な場面で活かしていきたいです。また、この場を借りて、暖かくご指導いただいた櫻木先生やチームメンバー、ゼミメンバー、アンケートにご回答いただいた皆様に再度感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。

村加怜央菜

 正式な過程を踏んで研究をしたのは初めてで、最初はわからないことや不安、戸惑いが大きかったです。しかし、研究は思ったよりもスムーズに進めることが出来ました。授業や課題と両立しながら研究を進めるのは大変でしたが、研究に明け暮れた日々はとても充実しており楽しかったです。その結果、本番の合同ゼミでは研究賞という素晴らしい賞をいただくことが出来ました。櫻木先生の暖かいご指導とアンケートに答えてくださった方々、チームメンバー、ゼミメンバーの支えがあったからこその結果だと思っています。本当にありがとうございました!また、この場をお借りして、今回の貴重な経験をさせてくださった櫻木先生に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました!今後は卒業論文の執筆に向けた活動になり、個人で動くことが多くなると思いますが、ゼミのみんなで支え合って助け合えればいいなと思っています!

4回にわたって、合同ゼミについて投稿してきました。いかがでしたでしょうか?少しでも櫻木ゼミの活動に興味を持っていただけたら幸いです。今後も投稿は続けていきますので、引き続きご覧いただけたら嬉しいです。