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今回は、ビジネスデザイン学科のダブル・ディグリー・プログラムについて紹介します。
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)とのダブル・ディグリー・プログラムは、昭和女子大学で3年間、TUJで2年間、合計5年間学び、昭和女子大学とTUJの2つの大学の学位を取得することができるプログラムです。ビジネスデザイン学科では現在、ダブル・ディグリー・プログラム1,2期生がTUJで学んでいます。
ダブル・ディグリー・プログラムに参加することによって、語学力を高めることだけでなく、文化や歴史、など幅広い教養と専門分野について学ぶことができます。さらに、学習面だけでなく精神面も鍛えられるプログラムです。今回の記事では、ビジネスデザイン学科の成原 佳純さんにお話を聞きました。
ビジネスデザイン学科に入学した当初は私自身、なぜこのプログラムに参加するのかといった具体的な理由がありませんでした。またこのプログラムに挑戦する仲間が少なく、特に英語力に自信もないため諦めようと思ったことが何度もあります。しかし偶然にもテンプル大学ジャパンキャンパスに通う学生と親しくなり、彼らと共に英語でもっと流暢に話すことができたら意見交換もより楽しくなるのにと悔しさを感じることがありました。それと同時に私が学んでいる経済学の参考書は英語で書かれている文献を引用し、翻訳したものが多いと父から聞き、真に経済学を理解したり、納得して習得するのなら、英語で元の文献を理解する力を得ることが必要なのではないかと思うようになりました。 このプログラムに参加すると本格的に決めてからテンプル大学に入学するまでは、新しい仲間に出合う期待と共に、英語圏で生活したことがないため上手く馴染めるのだろうかといった不安がありました。
しかし、実際にテンプル大学に入学してみると想像以上にたくさんの素敵な仲間と出会うことができ、自信のなかった英語も思っていたよりうまく通じる機会も多いと感じました。まだまだ私の英語力は他の生徒と比較して劣る部分がたくさんあると感じることもあります。テンプル大学に入学する前の私なら、自信を失ってしまうだけで何も努力をしなかったと思います。しかし今では周りの生徒からたくさんの良い刺激を受け、より改善してもっと中身の深い会話をスラスラとできるようになろうと日々励んでいます。また英語と日本語をどちらも話すことができる友人もたくさんおり、彼らに助けられつつ英語の学習をしています。
授業では現在、マクロ経済学を履修しています。この授業内容は昭和女子大の在学中に履修していた授業と内容が一部リンクしている部分もあり、元の知識とプラスで新たな知識を得ることができます。またディスカッションが多く、小テストも毎回あり、難易度も高いので、日々予習復習に励んでいます。もちろん英語で学習するので苦労することもありますが、私の場合は小さな目標がコンスタントにあった方が努力しやすいため、強制的に勉強する機会があることによって授業内容が確実に身についていると感じています。
このプログラムは昭和ボストン留学プログラムに参加する学生と大幅に異なるカリキュラムであるため(※)、実際にテンプル大学に入学するまでは不安を感じることも多いかと思います。その一方で日本とアメリカどちらともの学位を取ることができ、さらに昭和女子大から多くのサポートを受けることができるため参加して後悔のない素敵なプログラムですので是非より多くの後輩たちにもおすすめしたいです!
※ビジネスデザイン学科では、原則2年次の前期に全員が昭和ボストンに留学しますが、ダブル・ディグリー・プログラムの学生は、昭和ボストンには留学せず、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)にすすみます。
編集・取材:Webマスター3年 今井花菜 茅野怜 岩瀬優希