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BAA-SWU JOINT SUMMER PROGRAM 2025 第4弾!

こんにちは!ビジネスデザイン学科3年の阿河彩美衣です。

BAA-SWU JOINT SUMMER PROGRM2025のプログラム4日目を迎えました!お互いに交流が深まり、とても良い雰囲気で多くのことを学ぶことができています。

3日目の午前中は小西雅子先生による講義で、世界の地球環境に対する意識がどのように変わってきたのか学びました。また、多くあるエネルギー資源の中でどれが1番効果的であるのかについてグループで話し合い、発表し合いました。

講義の様子

世界が二酸化炭素排出が地球温暖化に影響していると気がつき、行動を起こした最初の出来事が、1992年に採択されたUNFCCCです。この時点では排出削減は義務ではなく、削減したい国はしなさいという、拘束力のないものでした。

しかし、1997年にそれでは将来の地球環境に危機が迫ると科学が立証し、京都議定書によって、排出削減を義務化、目標数値に達成することができなかったら、罰則があるなどハード・ローの一面を持っていました。先進国にのみ削減が義務化されていたため、それを不公平だと考える国が不参加など、あまり有効的ではありませんでした。

そのため、2015年のパリ協定では全国が参加できるように、目標未達成による罰則はない代わりに、各国が温室効果ガスの排出量削減目標の達成状況や、気候変動対策への取り組み状況を、国際社会に対して明確に開示することを義務としました。それにより、排出状況、目標への進捗状況が透明性を持ち、できていない国の評判は悪くなるというソフト・ローである反面ハード・ローでもあるという特徴があります。

地球温暖化について認識して行動を始めたのが1992年度比較的最近の出来事であることに驚くとともに、今後国際的にどのような取り組みが進んでいくのか興味が湧きました。

午後は太陽光発電、風力発電、核発電、石炭発電、ガス発電、オイル発電のメリットとデメリットを学び、どの発電を将来最も使いたいか、またどの発電は使うべきではないかについてディスカッションをしました。

チームごとに話し合う様子

多くのチームが風力発電を推していましたが、あるチームは核発電を推しており、その間で議論が進みました。

どの発電にも良い面、悪い面はあるからこそ、「どの発電が最も良い」とは簡単には判断できない難しいトピックだったと感じました。 このプログラムも残り3日となりましたが、気を抜かず楽しみつつ、環境、社会について学び進めたいです。