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BAA-SWU JOINT SUMMER PROGRAM 2025 第2弾!

みなさん、こんにちは。

BAA-SWU JOINT SUMMER PROGRAM 2025は二日目を迎えました。

今回は、国際学科2年吉田萌衣菜が紹介させていただきます。

二日目のプログラムは、日本発の革靴ブランド「スコッチグレイン」の都内店舗をSWU生とデンマーク協定校BAAの学生がグループに分かれて銀座・ソラマチ・表参道の3店舗を訪問し、実際に商品や取り組みを学ぶという内容です。

私は銀座本店を訪れ、普段はあまり触れることのない革靴の奥深さ、そして持続可能なビジネスを続けていくことへの挑戦の難しさを実際に見て聞き、感じるという貴重な体験をすることができました。

スコッチグレイン 銀座本店

革靴専門店に行くといったことは普段ではなかなかないため、少し緊張しながら入りましたが、内装の雰囲気はとても落ち着いていて、一足ずつ丁寧に展示されていたところが印象的でした。また、素材や価格、機能性や使用用途などカテゴリー別に分かれて展示されていて、お客様が見やすいよう丁寧な工夫がされていると感じました。革靴は茶色や黒色のものしか見たことがなかったため、赤色・緑色などの珍しい色の革靴が展示されていることにも驚きました。ビジネスシーンだけでなく、ファッションを楽しみたいお客さんをターゲットとした商品だそうです。革靴の世界の新しい視点でした。

実際の試着の様子
赤色の革靴

お店では、実際にBAAの学生がお店の靴を試着させてもらいました。足を測定するときに注目しているところやお客さんの履き心地を重視していることなどを教えていただきました。他にも、試着体験だけでなく店内にある商品や会社の持続可能なビジネスへの取り組みについてもお話を聞くことができ、本当に学びの多い経験となりました。特に、「買った革(素材)は最後まで余らせることなく使う」という言葉が最も印象的で、革靴を製作する工程で出てくる余った革素材を捨てずにパスケースやペンケースなどの小物を製造して販売されているという取り組みに感銘を受けました。またその一方で、オフィスカジュアルが浸透しつつある中での革靴の販売する挑戦や年齢が若い層をターゲットとした取り組み・商品開発の話についても伺うことができました。

サステナブルなビジネスの秘密

お店の取り組みやお店の方のお話が印象的だったことは別に、BAAの学生たちが言語の壁を越えて多くの質問を投げかけていたことも私にとっては刺激をもらったと感じました。訪問を後にしたときに、「デンマークでは質問をたくさんすることで相手に興味を持っているという態度の表れなんだ」と学生の一人が教えてくれました。文化の違いを肌で感じることができ、改めてこのプログラムへの参加には様々な視点から経験を積むことができるということを再認識しました。プログラムはまだ始まったばかりです、明日で前期は終わってしまいますが、私たちの学びは続きます。明日もまたお楽しみに!