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教員の今井です。3年生以上が履修できる「ビジネス開発研究E」という専門科目では、実務家をお招きして企業のサステナに関する実践的な課題に取り組みます。25年6月は、企業のサステナビリティーへの取り組みを、公開情報をもとにスコア化しているESG Bookの雨宮寛様を外部講師としてお招きし、4回にわたってグループワークをしました。
ESG Bookは、企業のESG関連情報の収集・分析・評価等を行っているESG評価機関・データプロバイダの一つです。今回の課題は、そのESG Bookの企業ごとのデータを活用して、「サステナビリティを意識しながら将来的に企業業績を伸ばすことができそうな企業を10社(日本企業、外国企業いずれも可)からなるポートフォリオを作成する」というもの。
最初は「ポートフォリオって?」「何を基準に選べばいいの?」と戸惑いが隠せなかった学生たちも、次第に「ESB パフォーマンススコアが高い企業を集めればよいのか…」「私たちはファッション業界に絞ってみよう」と、テーマが定まっていきました。
6月17日(火)のグループ発表では、ファッション、消費財、自動車、IT、脱炭素、Dxなどそれぞれのテーマで選んだ10社のポートフォリオを、ESG投資家役の雨宮先生と担当教員に売り込むつもりでプレゼンテーションを行いました。
学生がまとめたポートフォリオについては「【ESGブック】大学生による企業サステナビリティ分析とポートフォリオ構築」というタイトルで専門家向けウェブサイトで紹介されました。