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こんにちは。ビジネスデザイン学科教員の三浦紗綾子です。
昨年、オーストラリア国立大学Eun Young (EY) Song先生をお招きして特別講義を行いました。
本学科の櫻木理江先生の講義グローバル・エコノミーの時間をお借りして、”The Arts and Crafts Movement in Victorian England”のご講演をいただきました。
女性も参加し革新的とされた英ヴィクトリア時代のアート&クラフト運動をつぶさに観察してみると、実はジェンダー差別がありました。それはどのようなものだったのか、どうしてそのようなことが起こったのかについてお話しいただきました。革新的な活動の中に見られた巧妙な・一見気づかないような男女役割の固定・強化の実態について伺い、現代の我々がそこから学べること・学ぶべきことは何か、考えさせられる内容でした。
受講生の吉田りかさんの感想です。
global economyにてEY先生の特別講義を受けさせて頂きました!
ビジネスデザイン学科では、留学や海外大学との共修の他に、授業によって国内外の著名な方々の講義を受けることができます。EY先生の講義では、無意識に強化される男女の役割について学びました。男女平等の実現を目指す現代でも、知らず知らずのうちにお互いの性の役割を担ってしまっていたり、体系としてそれが組み込まれている可能性があると知り、今まで積み重ねてきた男女という役割の強固さを実感しました。
また、先生の生き生きとしたプレゼンを見て、自らの卒業研究をより一層力を入れて頑張っていこうとモチベーションが上がりました。