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【櫻木ゼミ】~4大学合同研究発表会~その2

 

 ブログをご覧の皆さんこんにちは。櫻木ゼミ3年ゼミ長の村加怜央菜です!今回の投稿を含め3回に分けて、合同ゼミで発表した各チームの研究について簡潔にお伝えするとともにゼミ生の参加感想コメントを掲載していきたいと思います。今回は、研究発表会にて総合1位に輝いたファストファッションチームの研究についてお伝えしようと思います。

 「SHEIN」に関する研究

 皆さんは、「SHEIN」という洋服通販サイトをご存じでしょうか。おそらく、1度は耳にしたことがある方、利用しているまたはしたことがある方もいらっしゃると思います。「SHEIN」は中国初のファッションECサイトで、洋服やアクセサリーが低価格で手に入るファストファッションブランドです。最近では、放射線物質が「SHEIN」の商品から検出されたなどというネガティブなニュースも話題になりました。そんな、「SHEIN」について、ファストファッションチームは「問題が存在するにも関わらず、なぜSHEINを購入してしまうのか」というリサーチクエスチョンを立てて研究しました。ファストファッションチームに、この研究をした経緯と、仮説、結果についてインタビューをしたので、掲載させていただきます。

    ファストファッションチーム 発表の様子

Q1 このテーマで研究をした理由

 この研究はある友人の「SHEINってこんなに謎めいているのに、なんで買っちゃうんだろーね」という一言から始まりました。私たちはその一言に共感し、他にもこのことに共感する人がいるのではないかと考えました。そして、このブランドを使う理由としてSHEINは、私たち学生の「お金はないけれど、最大限ファッションを楽しみたい」という欲求に応えてくれる存在であると思ったからです。そんな、安く、簡単に欲しい衣服を探せる。そして、ついつい手にしちゃうブランドに私たちは興味を抱き研究を始めました。

Q2 仮説

①「SHEINに関するニュースの関心度が低い人ほど、SHEIN購入頻度が高い」

②「SHEINの消費者は、感情的コミットメント*¹が低く、計算的コミットメント*²が高い」

*¹感情的コミットメント:商品やブランドに対する感情的なつながりや愛着を基にして商品・サービスを選ぶこと。

*²計算的コミットメント:費用や実用性を考慮して、合理的に選¹こと。

Q3 研究結果

 仮説はどちらも棄却。今回の研究では、「ニュースへの関心は購買行動に関係しないこと」「愛着を持って購入していること」が分かりました。

ファストファッションチーム 参加感想コメント

関口美心

 今回のインゼミを通して、自分の成長を感じたとともに自分が持っていた力を知ることができました。また、本研究が1つの研究として、完成したのもチームはじめ、櫻木先生、ゼミメンバー、アンケートに答えてくださった方達のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

園田英理

 今回のゼミでは、疑問に思ったことから、仮説や予想を立てて、検証方法、最終的なまとめまで何度もより良いものにするためにチームのメンバーとひとつひとつ妥協せず練りました。このような研究は私にとって、とても困難でしたが、チームのメンバーや先生、同じゼミの人たちのおかげで無事に終えることができました。そして、自分自身、研究と本気で向き合えることができ、やりぬく力を得られたと思います。とても良い経験となりました。ありがとうございました。

深野綾香

 今回のインゼミで、小さな一つの疑問をたくさんの時間をかけて研究していくことの楽しさ、難しさなどたくさんのことを学びました。本番では一位を頂くことができ、嬉しく思うと同時に、今まで一緒に研究してきたメンバーのことを本当に誇りに思いました。ありがとうございました!!

渡辺帆南

 今回のグループ研究を通じて、身についたスキルが沢山ありました。研究をして特に感じたことは「無駄なことは何もない」ということです。やり直しを何度もして失敗も重ねましたが、そこから学んだことが何より大きかったと感じています。とても充実した研究でした!

次回は、ギャンブルチームです!ご期待ください!