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みなさん こんにちは!藥袋ゼミ4年ゼミ長の杉浦です。
2月上旬に井関産業株式会社様のオフィスで、最終プレゼンテーション発表会を行いました。
2022年度はゼミ生13人を3チームに分け、小売店舗での専売柔軟剤の売り方企画提案を行いました。
企画提案にあたって、各チームで店舗見学やアンケート調査などを行いつつ大学の学びを活かしながら、実現可能性の高い企画提案を出すためにチームで協力して活動を行いました。
各班の企画提案は下記の通りです。
【Aチーム】小売店舗とラコルがつなぐお母さんの輪
チームメンバーの母親にそれぞれインタビューを行い、子育て中に孤独を感じる母親が多く、身近に子育ての相談をできる存在が重要であると仮説を立てました。そこから、1人目の赤ちゃんがいる母親を対象とし、初めての子育てで悩みを抱える母親同士が繋がることができる交流の場を小売店舗で実施するという企画を提案しました。
【Bチーム】自分に毎日、少しの幸せ
店舗見学などを通して、小売店舗とラコルベイユの共通点が母親と分かりました。
そこから、小売店舗でマタニティヨガイベントを開催し、使用するタオルを専売柔軟剤で洗い配布したり、パンフレットで専売品をアピールするという企画を提案しました。
【Cチーム】”悩み”と”想い”にフォーカスした売り場提案
アンケート調査から、自分や他人の匂いを気にし始め、家庭の柔軟剤に意見を多く出すようになる中学・高校生の子供を持つ母親にターゲットを絞りました。そこから、売り場出張という形で体操服や制服など学生生活で使われる衣服を専売柔軟剤で洗って展示するという企画を提案しました。
発表後に井関産業株式会社様の社員の方々からフィードバックをいただきました。妊娠中から子供が中学生になるまで、母親としてのライフプランに合わせて、ずっと使ってもらえるように、一貫性を持たせるとさらに良い提案になるのではないかというフィードバックをいただきました。
私たち藥袋ゼミは、井関産業株式会社ラ コルベイユ事業部の皆さまと2018年度から2022年度まで、5年の長きにわたって「ラ コルベイユ ブランドレゾナンス創造プロジェクト」に取り組み、共に活動してまいりました。プロジェクトの終了にあたり、メッセージを頂戴しております。井関産業株式会社の皆さま、本当にありがとうございました。
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★井関産業株式会社様からゼミ生へのメッセージ★
2018年から5年間、共にラコルベイユの課題に取り組んでいただきました。
今のラコルベイユがあるのは、「なんとかなる」ではなく「なんとかする」藥袋ゼミ生の素直で真摯に企画に取り組んでくださる結果であると思います。
皆さんが共に学んだ経験を活かし、少しでも社会に羽ばたくお力になれたのなら幸いです。
益々のご活躍をお祈りしております。
(井関産業株式会社ラ コルベイユ事業部ブランドマネージャー 部長 和田恵)
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★ゼミ担当教員から御礼のメッセージ★
「井関産業株式会社×藥袋ゼミ ラ コルベイユ ブランドレゾナンス創造プロジェクト」は、2022年度をもって終了となりました。
プロジェクトでは、女性に寄り添う魅力的なナチュラル&オーガニックブランド「ラ コルベイユ」をめぐって、DgS店頭におけるプラノグラム計画、新商品のローンチと普及促進策、B2B営業戦略、顧客とのオンラインコミュニケーション、流通開拓とリブランディングなど、市場環境の変化に合わせて毎年テーマやミッションを変え、実務家の皆さんがゼミ生達と並び立って、ブランドにとって時宜に即した喫緊の実務的課題を共に考え、学び、議論する場を頂戴しました。ゼミ生達が、マーケティング実務の楽しさと厳しさを垣間見ることができる、まさに筋書きのない実践的なプロジェクトであったと言えます。
学生に対し、5年間にも及ぶ刺激的で貴重な機会を頂きました井関産業株式会社 安並潤社長をはじめ、ラコルベイユ事業部の皆さま方に衷心より御礼と感謝を申し上げます。
(ビジネスデザイン学科教授 藥袋貴久)
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「ラ コルベイユ」公式HPはこちら(https://la-corbeille.jp/)