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23年度基礎ゼミ

Episode2 「 議論することに慣れよう」

皆さんこんにちは!1年B組のTAを担当しております、3年の佐々木紀保子です。5月10日はPBL型授業(Project Based Learning)タクナル第2回目の授業でした。1Bでは、佐々木紀保子、田村結佳、松尾殊希の3名が担当させていただいております。

今回の授業は、「議論することに慣れよう」を目標としたうえで、6つのチームに分かれて授業を行いました。私たちB組TAが目標にしていた事は、議論する上で、多様な意見が出ることや違いを受け入れることの重要性に気づいてもらうことでした。
授業内活動のひとつとして、議論ゲーム「無人島」について紹介いたします。

「無人島に1つだけ持っていくなら、何をもっていくか?」という議題で、各チーム、5つのアイテムの中から1つ選び、そのアイテムの良さを主張するというゲームです。 ここで重要になってくるのが、①自由に意見する、②理由を明確にする、③簡単に意見を変えないという3つのポイントです。 特に難しいのはこの3つ目で、ここでは第1回目の授業で学んだ、「自分の意見を言ってみる」、「質問やフィードバックで相手の意見を理解する」というスキルが活かされます。実際にゲームを行っていく上で、各チームがリアクションや質問によって相手の意見を聞くという空気感を作っていたことが印象的でした。自分の意見をはっきり主張し、相手の話もしっかり聞き、議論を深めるという姿勢が見らたことがとても嬉しかったです。

今後さらに難しいグループワークが用意されていますが、第1回、第2回までで培ったスキルにさらに磨きをかけられるよう努めてまいります。