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テンプル大学ってどんな場所?テンプル大学見聞録!

皆さんこんにちは!ビジネスデザイン学科二年の友成希和です。私は、昭和ボストンへの留学直後にTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)への単位交換プログラムに挑戦しました(ボストン記者としてのボストン留学記Letters from Bostonはこちら)。2022年秋学期にこのプログラムに参加し、同じ時期に入学したTUJの新入生と一緒に授業を受けていました。TUJでは、様々な国から来た学生と出会えます。友人と授業の前にカフェに行ったり、休日に出かけたりもして、学校外でも英語を話す機会が増えました。今回は、TUJでの学校生活について、①授業について、②昭和ボストンとTUJの違い、③英語力の向上の三つの順でお伝えしたいと思います。

 授業について

TUJには大きく分けて二種類の授業があります。

一つ目の英語強化を目的としたBridgeのクラスでは、文法やリーディング、リスニングなど英語の基礎から学ぶことができます。私は、Bridge の授業を受けました。二つ目のBridgeのクラスを終えたUnder graduate のクラスでは、本格的にアメリカの大学としての授業が行われます。授業のレベルに不安を感じ、このプログラムへの参加をためらっている方も多いと思います。確かに、発言が求められ、中にはトピックが難しい授業もありました。しかし、TUJには日本人の学生も多く、互いに助け合う場面が多かったです。これまでとは異なった環境で学ぶことで、発言力やコミュニケーション能力の成長も感じることができました。

② 昭和ボストンとTUJの違い

TUJに日本人が多いのであれば、昭和ボストンと変わらないのではないかと思う方もいらっしゃると思います。一見似た環境ですが、私は二点の違いを感じました。

 一つ目は、アメリカの大学に通う学生として授業を受けることです。昭和ボストンでは、先生が「日本人の学生に教える」という視点を持っています。そのため、英語が苦手な生徒に対してのサポートも手厚く、課題の説明も非常に丁寧です。しかし、TUJでは「アメリカの大学に通う学生に教える」という視点で先生が教えてくださいます。もちろん、日本語能力が非常に高い先生もいらっしゃいますが、全体の共通言語はあくまでも英語です。受け身ではなく、自らが英語を使って行動をすることが求められ、課題の詳細をしっかりと読まなければ提出期限も過ぎてしまいます。この経験を通して、英語への意識が高まりました。

 二つ目は、日本語を話すことができない学生もいるという点です。TUJには、中国、韓国、ネパール、ベルギーやフィリピンなど様々な国から学生が来ていました。母国語が異なり、一緒に英語を学ぶ生徒との会話では、コミュニケーション能力が試されます。それぞれ異なった英語のアクセントを持っており、理解が難しいこともありましたが、コミュニケーションを続けることで互いに成長することができました。このように、日本にいながら日本語に頼ることができない環境を作り出せることは、TUJに行く最大のメリットです。

③ 英語力の向上

どの程度英語力が向上したのか皆さん気になりますよね。私は、ボストンにいる間に「Letters from Boston」というブログを書いていたり、こちらのプログラムに挑戦したりするなど、英語を積極的に使っています。このことから、英語が得意だと思われることが多いのですが、ボストン留学前に受けたTOEICの点数は、なんと、360点(L240、R120)でした!!もちろん、英語のクラスは一番下でしたが、英語を積極的に使うことで、ボストン留学でTOEIC 610点(L335、R275)、IELTS 5.0(L4.5、R5.0、W6.0、S5.0)まで向上させました。そして、そのスコアを使ってTUJのプログラムに参加し、プログラム終了後に受けたTOEICの得点は、660点(L350、R310)でした。外部の英語教室などに通っていないため、昭和女子大学で用意されたプログラムのみで英語力をここまで向上させたということになります。まだまだな実力ですが、留学前の点数を見ていただくと分かる通り、私は英語が非常に苦手です。そんな私にとっては、飛躍的な前進となりました。

留学前  TOEIC 360(L240、R120)

ボストン TOEIC 610(L335、R275)IELTS 5.0(L4.5、R5.0、W6.0、S5.0)

TUJ       TOEIC  660(L350、R310)

★ 最後に

持続的な学習が必要である言語学習では、モチベーションとなるイベントを持ち続けることが大切です。昭和女子大学には、ボストン留学やTUJとのダブルディグリープログラム、TUJとの3+1プログラム、TUJ単位交換プログラムなど、ビジネスデザイン学科の教育テーマである「英語でビジネス」を協力にサポートする多様な機会が用意されています。TUJでも、多くのイベントが開催されており、友達を作る機会がたくさんあります。英語に苦手意識を持っている方も、決して「私には無理」と思わないでほしいです。目の前にあるチャンスを積極的に活用することで、より充実した学生生活が送れます。この記事を通して少しでもTUJに興味をもって頂ければ嬉しいです。興味を持った方は、是非、TUJ単位交換プログラムに挑戦してみてください!

友成希和

ダブルディグリープログラム(DDP):昭和女子大学で3年、敷地内にある米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)で2年、計5年間学び、日米の大学から2つの学位取得を目指します。現在ビジネスデザイン学科の初代DDP生がTUJで奮闘中です。

3+1プログラム:昭和女子大学を3年間で早期卒業し、TUJでマネジメント修士を1年間で修了する新しいプログラムです。

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