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こんにちは!今井ゼミ3年の田口と長屋ゼミ3年の細川です。
私たち今井ゼミと長屋ゼミは、2022年8月23日・24日の2日間でジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(JRE)の本社と茨城県神栖市にあるバイオマス発電所に訪問させていただきました。
JREは再生可能エネルギー発電プラントに関するオペレーションやメンテナンス事業およびアセットマネジメント事業を行っています。(公式HP会社概要より)
23日は本社を訪問し、エネルギー業界の現状やJREが実際にどんな事業を展開してきたのかについて伺いました。
みなさんご存知かもしれませんが、再生可能エネルギーには、太陽光、風力、水力など様々な発電方法があります。JREは複数の電源開発を行うことにより事業環境の変化に対応することができるそうです。また、地域社会との関係性も維持することを徹底されている印象を受けました。発電所を開発するには大きな土地や地元の賛同を得る必要がありますが、JREが新たに発電所を多数作られているのには地元の方々の声を聞き、真摯に受け止めていらっしゃるからなのだと感じました。
私たちは現在、CSRやSDGsを学んでいます。その中で実際に企業が社会へ貢献している例についてお話を伺うことができてとても勉強になりました。地域貢献活動を実施されており、地域社会にもメリットがあるように工夫されていることを実感しました。
24日は茨城県にあるJRE神栖バイオマス発電所を訪問させて頂きました。
最初にバイオマス発電について説明していただきました。木材チップを燃やす際にCO2が発生するが木の成長の際にCO2を吸収することで相殺されることからカーボンニュートラルを実現した発電方法であることがわかりました。また、木材チップは国内産のものを使用するため、林業を盛り上げる効果もあるとのお話を伺いました。
実際に発電所を見学させていただくと森林浴をしているような木の匂いに包まれました。燃やすための木材チップは建物を壊した際に発生する建設リサイクル材と大型開発によって伐採された一般材とでは水分量が大きく異なることにびっくりしました。また、大きな機械であるからこそメンテナンスを行うことで継続的に発電を可能にしているということも学ぶことができました。説明いただいたボイラーの中を実際に目で見ることができる貴重な経験になりました。
「どれだけ大きな機械が連なっていても全て無駄なものはない、発電に欠かせない機器」ということをおっしゃっていたのが印象的でした。また、電気という私たちの生活にかけがえのない目に見えないものを地球環境について配慮しながら作り出すことがやりがいだというお話を聞いて私たちの生活を支えてくださる大切な事業だと感じました。
普段見ることのできない場所まで見学させて頂き、とても楽しく学ぶことができました!JREの皆様本当に貴重な体験をありがとうございました!