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ビジネスデザイン学科の飛田ゼミ(女性のキャリア形成)は11月18日に早稲田大学商学部の梁取ゼミ(人的資源管理)とそれぞれが持ち寄ったテーマに関してディスカッションを行いました。
(WEBテスト)
就活で企業が用いるWEBテストは、誰が受験しているかチェックできない(不正が見過ごされている)、企業は手っ取り早くスクリーニングする仕組みとしてWEBテスト過ぎない。学生のためになるような解決策はないか。について話しあった。解決策としては、大学入試の時に行われる (不正ができないような)統一の模試や、AI、オンラインソフトを用いたハイテクを活用した不正防止策などが提案された。また、中小企業でも導入できるように
統一テストやハイテク防止策について政府による費用の補助や、受験する学生側の費用負担もあって良いのではないかとの意見もあった。
(ユニセックストイレ)
2つ目のテーマは、LBGTの人たちが暮らしやすい社会を実現していくために、使いやすいユニセックストイレを普及させる方策について議論した。
ユニセックストイレは、多目的トイレとは違い、LBGTQの人も、普通の人も使いやすいように、①男女の別がなく、②個室であり、③誰でも抵抗なく使える、ようなトイレであるが、日本では普及していない。普及させるには、まず日本人にある偏見(抵抗感)を解消することと(小中学生に対する啓蒙教育など)が重要だと指摘された。またユニセックストイレを使用する際には、入りやすい内装、不安感を取り除くような個室の配置も重要であり、ICUキャンパスで実際に設置されている写真もインゼミ内で紹介された。
(インゼミで得たこと)
早稲田とのインゼミは、テーマについて皆で事前学習して臨んだつもりだった。しかしインプットはしてもアウトプットできなければ議論もできない。梁取ゼミの学生は私たちに比べて使う単語の概念をしっかり意識して使っていることを感じた。
私たちは、日常使うことばの意味はあいまいにしたまま使いがちだ(〇〇のようなかんじ、△△っぽい とか)。議論では自分の言葉をしっかり受け取ってもらうには、ことばの定義を意識して相手にわかる表現をする必要がある。
ビジネスデザイン学科では、グループワークとかグローバルとか外部の人と接触する機会はあるが、社会で通用するにはその機会を活かして、自分で考え、咀嚼してアウトプットできる能力を磨く必要があることを痛感した。