ボストン留学BIG project：➁Photo project

皆さんこんにちは！ビジネスデザイン学科3年の井上華奈です。

先日、本学科の2,3年生は5カ月間のオンライン留学を修了しました。今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの留学になってしまいましたが、昭和ボストンの先生方の強力なサポートと世田谷キャンパスの先生方のバックアップもあり、とても充実した5カ月を送ることができました。実際に渡米できなかったことは悔やまれますが、オンラインだからできたこともたくさんあったと思います。この5カ月の経験は自分自身を確実に成長させたと感じています。早朝からの授業、多くのホームワーク、期末課題のファイナルプレゼンテーションなど様々な思い出がありますが、今回は学寮にあたるBIG projectについての紹介をしたいと思います。私たちはこのBIGで「photo project」として活動してきました。フォトプロジェクトはその名の通り、“写真を通してお互いの文化に触れ、日米間で交流する”というものです。

現在、世界では新型コロナウイルスの影響で旅行が難しい状況にあります。そこで今までに自分たちの撮った写真を共有することで、日本の文化や習慣を知ってもらう機会を作りたいと考えました。このプロジェクトの大きな目標は、みんなに日本に行きたいと思ってもらう、というものです。アクティビティに参加せずともInstagramなどのSNSを見かけた方に日本の文化に触れてもらい、来日意欲を高めることで観光や地域の活性化につながると考えました。また、アメリカの方々のアクティビティを行うことで私たち自身の英語力の向上も狙いとしました。主な活動としてSNSでの情報発信とアメリカの方との写真を通じて行うアクティビティの2つを行いました。その活動について少し紹介します。

ひとつ目はInstagramやFacebookなどのSNSでの情報発信です。Instagramではプロジェクトメンバー全員がひとり2投稿を担当し、自分の撮影した写真とともに説明文を英語と日本語で書きました。投稿の際には、アメリカでよく使われるハッシュタグを利用したり、アメリカの方がInstagramをよく利用する時間帯に投稿するなど工夫を凝らしました。その結果、アカウントのリーチ数も徐々に伸びていき、リーチ数を1カ月で210％増やすことに成功しました。また、実際にアメリカの方からメッセージをいただいて情報交換をするなどSNSをプラットホームにして女子大生ならではの情報発信を行うことができました。

ふたつ目がアメリカの方とのzoomでの交流アクティビティです。ブレイクアウトルームに分かれて画面共有で写真を紹介し、お互いに意見を交換することで文化の違いについて知ることができました。またzoom後にアクティビティに参加してくださったアメリカの方にアンケートを実施し、感想や日本の好きなところ、知りたいことなどを募り、2回目のアクティビティではアンケートの結果に沿った内容の写真を紹介しました。

このプロジェクトにビジネスを織り込むということがとても難しく、思うようにはいきませんでしたが、無事最終プレゼンテーションを行い、活動を終えることができました。ビジネスプロジェクトとしては未完成な部分も多く、完璧なものにはなりませんでしたが、これらの経験は、社会人として働く上で大きな財産になったことは間違いないと感じています。このように実践的なプロジェクトを行うことで、実際にビジネスをすることの難しさを感じるとともに、ビジネススキルを習得することができました。また、オンラインという難しい状況の中でプロジェクトメンバーの仲間たちと協力しひとつのものを作り上げることができたという達成感も得ることができました。

このような機会を企画してくださった先生方、サポートしてくださった先生方ありがとうございました。最後に、このフォトプロジェクトを担当してくださった昭和ボストンのHeather先生からコメントをいただきましたので掲載させていただきます。

“Working with the Photo Project group was really exciting for me as a staff member.  I learned just as much as my students about marketing on social media, and it was a really good opportunity for me to meet more students during a virtual semester. I was impressed with their dedication to the project during what was already a busy semester for them.  It was not always easy to get things accomplished, but I was so proud of all that they accomplished at the end of the project.”

最後にフォトプロジェクトで運営していたInstagramのQRコードを貼っておきますので、もし興味がありましたらフォローよろしくお願いします。活動は既に終了しているため新規投稿などはありませんが、過去の投稿をチェックしてみてください！