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卒業生便り⑧藤根志帆さん

皆さん、こんにちは!教員の飴善と三浦です。ビジネスデザイン学科の卒業生に、卒業後のキャリアをおしえてもらおうシリーズ第八段です。

今回は、藤根志帆さんです。

ビジネスデザイン学科卒業から現在までのキャリア

北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 マテリアルサイエンス系 高木研究室にて、界面活性剤の刺激性評価に関する研究を2年間行いました。大学院卒業後、株式会社ファンケルへ入社。 総合研究所 化粧品研究所 美容科学グループにて、開発製品の有用性評価(使用前・使用後の比較)の実施、製品に配合する美容成分の選定、商品企画部向けの製品資料を作成する業務を主に行っています。

これからチャレンジしたいこと

チャレンジしたいことはたくさんありますが、まずは製品を自分の手で作ってみたいですね。今在籍しているグループでは美容成分の選定までになりますので、実は製品を作っている(イメージにあるような、様々な原料を選んでビーカーでぐるぐる混ぜたりする)わけではありません。製品を作る担当になるには、まだまだ知識が足りていないので、只今猛勉強中です。

その後のビジョンとしては、商品企画部など様々な部署で経験を積み、化粧品開発に精通する人間像を目指しています。海外への挑戦もしてみたいですね。

学科での学びと仕事とのつながり

今所属しているグループは、研究側と商品企画側を繋ぐような位置づけであり、まさにビジネスデザイン学科での学びが生きています。商品企画側が求めるイメージを具体化させ、製品として形にしたり、商品企画部向けの資料作成で専門的な内容を分かりやすく、魅力的な製品であることを伝えるためには、消費者視点が欠かせません。初めて製品担当をいただいた際、割と難なく進めることができたのは、ビジネスデザイン学科での学びがあったからだと強く実感しています。

後輩へのメッセージ

どんなことでも少しでも気になったら、分野を問わずチャレンジしてみることをおすすめします。 一見関係なさそうなことでも自身の視野を広げる貴重な経験になりますし、今後どこかのタイミングで生きてくる可能性は大いにあります(進学した大学院でたまたま参加したビジネスコンテストでは、スタートアップビジネス部門賞など複数の賞をいただきました・・・!) 。実際、今の業務にもビジネスデザイン学科での学び、大学院で培った界面科学の知識・経験の両方が生きています。チャレンジは決して楽しいばかりではなく、辛さや大変さ、不安がついて回りますが、それを乗り越えると自信や粘り強く挑む度胸、経験など得るものは非常に大きいです。ビジネスデザイン学科にはチャレンジできる機会がたくさんありますので、ぜひ果敢に挑んでみてください。一度きりの人生ですから悔いのないように過ごしていきましょう!