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【今井ゼミ】コロラド大学とのオンライン合同プログラム、始動!

こんにちは、教員の今井です。期末試験もようやく終わりが見えてきた2月9日から、昭和女子大学とコロラド大学ボールダー校リーズビジネススクールとの合同プログラムが始まりました。

 コロラド大学でGlobal Enrichment Programを履修する39人の学生と、本学の29名が参加して、日米混成チームでグループワークを行うプログラムです。2018年に第1回目を実施、コロラド大学の学生が来日して本学の学生とともに英語で調査研究結果をプレゼンしました。今井ゼミは初回から毎回3年生が参加しています。3回目となる今年はコロナ禍で来日はしばらくお預けですが、Collaborative International Online Learning(オンラインによる国際連携学習)と位置づけ、すべての活動をオンラインで実施します。

 日本時間2月9日(水)と10日(木)、まずは日米学生が取り組む全体テーマとサブトピックについて学習しました。今年の全体テーマは「Building the New Normal in the Interconnected Economy」。Withコロナの時代に、グローバル経済にどんな「新しい日常」を築いていけばよいのかを、これから社会に出る学生の視点で考えます。

 学生たちは全部で10チームに分かれ、5つのサブトピックを切り口に「新しい日常」を模索します。

  1. Aging workforce  (労働力の高齢化)
    2. Youth unemployment (若年失業問題)
    3. Diversity and inclusion in the workplace(職場における多様性と包摂性の推進)
    4. Climate policy as related to business decisions(事業戦略としての温暖化対策)
    5. Entrepreneurship and innovation(起業とイノベーション)

 どれも日米で事情が異なりますし、さらにいままだ先が見えないコロナ禍と絡めて考えるのは、なかなか大変です。そこでまずは現状と課題を学ぶため、本学ビジネスデザイン学科の教員とコロラド大学リーズビジネススクールの教員が、事前講義を行いました。ずらりと並んだファカルティーが45分間の講義と質疑応答を行いました。 

 これからの約1か月、学生たちはSNSやメールを使って「オンライン」のみでグループワークを進め、3月18日(木)-19日(金)に開催されるFinal Presentation Sessionに臨みます。参加者の1人である今井ゼミ長の小山田みやびさんは「早速LINEでメンバーと連絡を取り合っています。日米の違いをZoomの背景からでも感じ取ることができ、とても面白いです。最高のプレゼンテーションができるようチーム一丸となって頑張ります!」とコメントしました。

コロナ禍で国際的な学習や留学は方向転換を余儀なくされましたが、人々の心や知識までも鎖国を余儀なくされているわけではありません。現代のテクノロジーを駆使して、若い世代同士がつながり、学び、理解し合って、一つのゴールを達成するーーそれはまさにグローバル化時代を生き抜くビジネスパーソンを育成する当学科の目標そのものです。

 参加学生の皆さん、Enjoy your learning!