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【藥袋ゼミ】後期集大成!大規模最終プレゼン発表会

 皆さん、こんにちは!藥袋ゼミ3年の石川夏綺と吉野紀子です。

 1月14日はブランド・レゾナンス構築プロジェクトのうち後期の初回から約2か月半かけて取り組んだ「コロナ前後のブランドコミュニケーション」の最終プレゼン発表でした。今回も前期の最終プレゼン発表と同様に、井関産業株式会社の代表取締役社長安並潤様、ラコルベイユ事業部の和田様を始め社員さん方に向けてオンラインでの発表となりました。さらにゼミ見学に来てくれた2年生や、4年生の先輩方にもご覧いただいたので参加者40名ほどの大規模なプレゼン発表でした。大人数の前での発表だったため、緊張でドキドキでした(笑)

 まず、後期プロジェクトの目的である「ブランドにおける流通と顧客のこれからのコミュニケーションを考える」にあたり、コロナウイルスの影響で対面販売とセルフ販売、ECサイトの3業態にどのような変化があったのか発表しました。

発表スライドの一部:コロナ禍における各業態の現状

 その後、3業態の現状を踏まえ、ラコルベイユの主要3カテゴリー(下着用洗剤ラブリー365、柔軟剤オーキッド、米ぬかクレンジングペースト)の課題と販売促進案をそれぞれの班から発表しました。

発表スライドの一部:各班の課題と提案内容
発表スライドの一部:ブランドコミュニケーション図

 各班の企画提案はこちらです。

【A下着用洗剤「ラブリー365」担当班】

 下着用洗剤「ラブリー365」を担当しました。シーン提供として「A:洗うのに抵抗があるものに使ってみたい」と「B:自分が使っていて良かったから、人にも勧めたい」の2案を挙げました。A案は、下着用洗剤から万能洗剤にポジショニングを変更し、アテンションシールデザインを考え、使うシーンやラブリー365ならではの強みを目立たせました。B案は、使用シーン拡張による新ターゲット創出を目的とし女性コスプレイヤーに向けてコスプレ専門店等にPOPの設置、育児教室での情報共有、インフルエンサー活用などを挙げました。

【B 柔軟剤「オーガニックランドリー」担当班】

 柔軟剤「オーガニックランドリー」を担当しました。ターゲットを「一人暮らしの学生・社会人」とし、新しい年齢層へのアプローチとして、日常使いと特別な日用の「柔軟剤使い分け文化」を提案しました。また、柔軟剤の使い分けという新しい価値提供や顧客コミュニケーションを大切にしていることを踏まえ、ラコルベイユの将来像を、「パイオニア精神を持ちつつお客さんとのつながりも大切にするブランド」としました。

【C クレンジング「米ぬか配合クレンジングペースト」担当班】

 クレンジング「米ぬか配合クレンジングペースト」を担当しました。競合他社製品と比べ、特徴を知り、「夫婦に提案するシェアコスメ」という新しいポジショニングを提案しました。ターゲットを「夫婦」としたことで、「妊娠・出産・子育てで忙しい夫婦」と「婚活中の男女〜未来の夫婦〜」への2つのパターンでプロモーション案を提案しました。

 それぞれの班が多くの時間をかけ、議論してきた成果を出すことができました!発表後に井関産業株式会社様の社員の方々からフィードバックをいただきました。代表取締役社長安並潤様からは、ターゲットの行動にフォーカスしていてどういう場所を利用するのかという点や、根拠のある予算計算ができているというお言葉をいただきました。また、デジタルとリアルの融合が進む中で、変わっていくセグメントに対応していくことが求められるとおしゃっていて、これからの在り方について学ぶことがたくさんありました。

 また、発表後に4年生の先輩方と3年生の交流会が開かれました。就活についてお話を伺ったり、藥袋先生にもご参加いただき楽しいレクリエーションでとても充実していました!

 今回の発表で、後期のプロジェクト活動は終わってしまいますが、今後の展開は次の代に引き継ぎたいと思います!