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シニアTAがコーチング研修を受講しました

皆さん、こんにちは。
自称PR担当教員の前田です。
 さて、当学科の看板講義になりつつあるのが、3年次学生から選抜されたティーチング・アシスタント(TA)が1年次学生にPBL形式の講義を実施する「グローバルビジネス基礎演習(基礎ゼミ)」です。来年度のTA12名はすでに選抜されました(後日、ご紹介します)。本日は、来年度より新たに導入するシニアTAをご紹介します。

シニアTAは、今年度前期にTAを経験した12名の中から希望者を募り、6名を選抜しました。写真上の後列左から堀川紗瑛、島﨑茉子、田中莉乃、前列左から尾花麻帆、上野真由、猪又彩加です。このうち、猪又、堀川の2名は、昨年11月末に立正大学で行われた「アクティブ・ラーニングシンポジウム」でTAの成果を発表したメンバーです。

この6名は2月20日に、教員とともに丸1日かけて「コーチング研修」を受けました。シニアTAの役割は、TAを指導・助言することでTAによる講義の質を維持・向上し、受講する1年次学生の成長を最大化することです。今年度にTAを経験したからと言って、決してTAの頭越しに1年を指導するなんてことはしてはいけません。

コーチング研修はローレルゲート株式会社の守屋麻樹代表取締役によるもので、企業で言えば部長クラスへの研修と同等のものでした。「リーダーである部下」の可能性を引き出し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるかが重要なポイントの一つでして、まさにシニアTAが必要とするスキル、態度、考え方を提供してくださいました。シニアTAの皆さん、頼りにしています。是非、高度な講義を提供できるよう、担当教員とともに頑張ってください!

以下に、シニアTAたちの意気込みを掲載します。(順不同)

2月20日に行われたコーチング研修の様子。

猪又彩加:中高生時代の経験から人の動かし方に興味をもち、大学の授業でリーダーシップやマネジメントを学び自己流ではないマネジメント力をつけたいと思うようになりました。自分のマネジメント力を高めるためにもコーチングスキルの1つである「相手の強みや価値観を理解すること」を意識的に心がけます。そして昨年よりもレベルアップしたTAを育てます!

島崎茉子:新しい挑戦であるシニアTAは、不安でもあり楽しみでもありますが、学生の皆さんと一緒に成長できるよう頑張ります。また、1年生からもTAからも沢山頼ってもらえるよう、シニアTAとして全力でサポートします!

田中莉乃:今回のコーチング研修では相手に答えを教えるのではなく、考えてもらえるようなコーチングスキルを身につけてたいと思い臨みました。そこで相手に考えてもらうには質問力が大切だと学びました。自らがオープンクエスチョンで相手の考えの本質を引き出す必要があるということです。シニアTAでは、TAの悩みを引き出してよりレベルの高い授業ができるように尽力したいです。

尾花麻帆:今回の研修でシニアTAとしてTAたちをどのように支えていくべきかが、何となくではありますが見えてきました。会社でいう中間管理職のような仕事をするのは初めてですが、後輩たち、そして自己の成長のためにしっかりと頑張っていきたいと思います。

上野真由:私たちは1年生の時にタクナルの授業を受けずにTAになりました。何が正解か分からぬままTAとして、生徒の集中力を持続させるためにはどうしたらいいか、どう工夫したら一番伝えたいことが伝わるだろうかと、試行錯誤しながら授業を作っていきました。今年のTAの皆さんは、すでに1年生の時にタクナルの授業を受けているので私たちよりイメージしやすいかもしれませんね。それに加えてシニアTAである私たちがついているので!昨年半年間、私たちが悩み実行し反省し挑戦して学んだことを伝え、来年度のTAの皆さんには私たちを踏み台にしてもっと高いレベルで試行錯誤し、みなさんなりのより良い授業を作ってもらいたいと思います。
昨年の私たちのように、終わった後に「本当にTAになってよかった!」と全員が思えるような、また新一年生が「私もTAをやってみたい!」と思ってもらえるような授業になるよう全力でサポートしたいと思います。半年間頑張りましょう!

堀川紗瑛:今回のコーチング研修では、自分の教え方の特徴を見直す事が出来ました。1年前に私たちがTAだった時に抱えた悩みを、来年度の新しいTAも同じよう持つと思います。その時にただ正解を教えるのではなく、自分たちなりの正解を考え出す力を身につけてもらい、昨年よりもレベルアップしていけるようなサポートが出来るようになりたいです。1年生によりよい学びの場を作れるよう、新TAと共に引き続き頑張ります。