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【湯川ゼミ】CSVビジネスアイデアコンテスト本選で発表

湯川ゼミの西原晴奈です。私たち(西原晴奈、峯明穂、本間咲子、馬場明理)はゼミ活動の一環として「第3回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」に参加し、応募数45件から選考を勝ち抜き、7月13日に7大学10チームによって行われた本選で自分たちのビジネスアイディアを発表する機会に恵まれました。

CSV(Creating Shared Value)は「共有価値の創造」と訳され、企業が社会課題等に主体的に取り組み、社会に対して価値を創造することで、経済的な価値がともに創造されることを意味しています。今回のコンテストでは、共創パートナーとして参加されている「キリンホールディングス」「ベネッセコーポレーション」「三井住友カード」「良品計画」の4社に向けたCSVビジネスアイディアを提案することがコンテストの課題です。

私たちは、良品計画様に向けて「廃プラスチック問題」を解決するシステムを提案しました。具体的には、全ての人が無印良品の店舗でプラスチックゴミを「感じ良いモノ」に作り変えることができるようにし、それを販売、購入するECサイトを運営するというものです。私たちは、1ヶ月以上前からコンテストに向けて準備をし、土曜日に半日のワークショップに参加する等、ゼミ以外の時間も費やしました。発表当日の1週間前であっても意見がまとまらずぶつかった時もありましたが、最終的には全員が納得いくものになりました。

当日は、これまで全員が全力で取り組み作り上げたアイデアを、緊張しながらも堂々と発表することができました。全力で取り組んだからこそ、堂々とステージに立つことができたのだと思います。惜しくも賞を取ることはできませんでしたが、メンバー4人全員がこのコンテストを通して多くのことを学び、良い経験になったと感じています。企業の方から講評を頂くことで新たな課題の発見や、他大学の独自性のあるアイデアや、綿密な企業分析、プレゼンスキルからも学ぶことが多くありました。

このコンテストに参加すると決めた当初は、他大学に勝ちたいという「競争」という考え方に固執してしまいがちでした。しかし、最終的には他大学と共にアイデアを作り上げていくという「共創」という考え方にシフトすることができたことが今回の一番の成長であったと思います。私たちは、今回のコンテストをゴールとせず、私たちが考案したビジネスアイデアが抱える問題点とその改善策を考え続け、より良いものとして完成させたいと思っています。