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【湯川ゼミ】IoTワークショップ

湯川ゼミの松村佳琳です。

東芝デジタルソリューションズ株式会社様他、東芝グループのみなさんのご協力で、IoTを活用したビジネスについて学ぶ「IoTワークショップ」(WS)を11月から12月にかけて3日間、eXtreme Design Studioで体験させていただきました。

初日はIoTを実現する技術と活用例、ビジネスモデルを紹介して解説していただきました。特にifLinkアプリを使用してIoT機器を操作するのは驚きの体験でした。ifLinkアプリではスマートフォンにつながる機器と機器の動作を、「IF」と「THEN」に分かれたトランプのようなカードを使って自由に設定できます。例えば「人が近づいたら」という「IF」カードと「アラームが鳴る」という「THEN」カードを組み合わせてQRコードを写真に撮るだけでIoTを操作するプログラムを作成できます。IF-THEN型カードの組み合わせは無限です。モノとインターネットを繋げるIoTの仕組みをより深く学ぶことができました。

二日目は初日の体験をふまえ、新しい「IF」カードと「THEN」カードを考え、各自がオリジナルのIoT機器のアイデアを発表しました。各自考えたオリジナルIoT機器はどれも独創性があり利用したいと思えるものでした。発表の後は質問や意見を交換し、技術的なアドバイスもいただきました。こうしたことを通じ、オリジナルIoT機器の可能性を考える事が出来ました。誰のために如何なるサービスをどんなカタチで実証するのかを考えることの重要性を学びました。

最終日には、二日目に発表したオリジナルIoT機器をどのような顧客が必要としているのか、ペルソナを考え、オリジナルIoT機器を活用するストーリーを作りました。作ったストーリーは各自ポスターに書きだし、社長に企画提案をするシチュエーションで各自発表しました。フィードバックでは企画を実現するにあたって何が足りないか、何を改善するべきか考えることができました。また、各アイデアに対する企業側の考察や、これからのIoTビジネスに求められる価値や今後求められる人材などWS全体の目的を確認しました。

三日間のWSでは講義や体験学習で、IoTが拓く未来の価値と可能性などを深く学ぶ事ができました。eXtreme Design Studio様のスタジオで行ったWSはまるで本物の企画提案をしたような貴重な体験でした。またアイスブレイクやチームビルディング、アイデアの創出法なども学ばせていただきました。今後WSでの体験を活かして新規事業計画書を考えたいと思います。

最後まで親身になって指導していただいた東芝グループのみなさまには感謝です。