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こんにちは。飛田ゼミ3年の石川です。
私たちは10月18日に埼玉県新座市にある増木工業株式会社様を訪問し、代表取締役である増田敏政様にお話を伺いました。現在、国土交通政策研究所と飛田ゼミとの共同研究を行っており、女性の活躍を推進している会社がどのように働き方を改革して業績を上げているかをヒアリングするためです。
増木工業様は地元に根差した企業であり、地元の雇用を推進しています。人手不足の中で優秀な女性を採用して、自分らしく働いてもらうことを基本に考えてきたそうです。今では女性も現場に出ています。男女雇用機会均等法が採択された頃から女性の雇用数が増えてきたため、男性用レストルームだった場所を女性用レストルームや更衣室に改装したそうです。
また、増木工業様は同業他社と比べて人件費や福利厚生にお金をかけています。福利厚生に関しては他の社員の取得率を考慮して取らなければならないという会社からのプレッシャーは一切ありません。他の社員のことを気にせず自分らしく生きるための様々な制度が用意されているからです。例えば、退社してから3年以内に戻ってくれば同じポジションに就くことができるシェーンカムバック制度を利用があります。この制度を利用することによって結婚や出産を機に退職・転職という選択肢を考えずに済みます。また女性ならではの生理休暇等も用意されています。
増田様は常に社員のモチベーションがどうしたら上がるかということを考えていらっしゃいます。仕事を上からやらされている感覚があってはうまく行かないため、社員が自発的に提案できる仕組みを作ることが重要だと考えられているそうです。
社内はとてもアットホームな雰囲気で、社員同士でよくご飯を食べに行くほど仲が良く、社長との距離も近いため気軽に話しができる環境が魅力的でした。”中小企業の良いところを100%出す”という社長の言葉通りの会社だと思いました。