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12月17日(日)「キャリアインカレ2017」(主催:マイナビ)の準決勝が、東京・大手町の毎日新聞社にあるマイナビ本社で行われました。
今年2回目となるこのビジネスコンテストには、大日本印刷、JAL、野村総研、博報堂、自民党の5団体が、New Way, New Lifeを考えるという大テーマのもと、それぞれの団体ならではの「お題」を出し、全国の大学生が団体ごとにアイデアを競いました。
当学科から出場した「ALL (Active Life Lab)」チーム(3年:湯浅茉実子さん、伊藤誉さん、内山綾さん)は、書類審査と動画審査を勝ち抜いて、総数1026名・計204チーム中、上位40チームに食い込み、準決勝にて「野村総合研究所」(NRI)へのビジネス提案を行いました。
NRIから出された課題は「世の中にあるデータとNRIの強みを使って、社会を豊かにするビジネスを考えてください」というもの。ALLチームは「人生100年の時代にAIに職を奪われるかもしれないマニュアルワーカーのために、ビッグデータとAIを使って、その人
の一生にずっと寄り添ってくれるキャリアアドバイス・アプリCustom-made Career Planning(CPP)を開発、それをハローワークを通じて提供することで、求人・求職のミスマッチを減らし、働き甲斐のあるキャリアライフを実現しよう」と落ち着いて訴えました。
NRIで準決勝に望んだチームは合計8大学。決勝に進む1チームには選ばれませんでしたが、ALLのメンバーは、9月から3か月間、ひとつのテーマと向き合いとことん考え、当学科の先生方やNRI社員の方からたくさんのフィードバックをもらい、他大学の発表を聞くことで、ビジネスウーマンの卵として、ひとまわり大きく、たくましくなりました。
ちなみに、このキャリアインカレ2017には、当学科から、飴善ゼミ(JAL)と今井ゼミ(大日本印刷、野村総研、博報堂)より4チームが参加。実は、書類選考を通過できたのはもう1チームありました。「大日本印刷」(DNPを使い倒し、2021年のあたりまえをつくりだせ!)に提案を行ったFootstopチーム(3年:小倉実紗さん、青木明莉さん、北澤めぐみさん)で、「DNPのフィルムやデジタルサイネージ技術を駆使して、雨の日でも滑らない安全な駅を」と主張しました。)と主張しました。
企業と一緒になってビジネスプランを練る体験は、プロジェクト型演習を行う当学科の学生にとって主流の学びであるだけでなく、就活に突入する3年生にとっても大きな刺激となったようです。何より、結果の如何にかかわらず、3か月間互いに切磋琢磨しながら、チームワークを深めることができたのは、すばらしい収穫でした。みんな、おめでとう!
(文責:教員・今井)