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少し時間が経ちましたが、夏期休暇中の学科イベントとして、9月4日、7日に羽田空港地区にある日本航空の空港、オペレーションセンター、格納庫、SKYMUSEUM、客室訓練センターを見学しました。
1年生から3年生の希望者約40名が集合場所の羽田空港第1ターミナルに集合。各部署の社員の方々に案内され、多くの社員の方たちと挨拶を交わすうちに興味関心が緊張を超えて笑顔が溢れ、歩き姿までもが颯爽と感じられるようになりました。
普段はなかなか入れることがない職場を見学し、飛行機の運航には、多くの部署があり、関わっていることを学びました。一人のお客さまに最高のサービスを提供するには、様々な部署の一人一人の社員による最高のバトンタッチが大切だと聞いたことが印象に残ったと感想を話す学生が多くいました。
ターミナルと直結していJALオペレーションセンターでは、パイロット方達が出発前の打ち合わせをしている様子をすぐ横で見学し、それを支える航務課の業務について説明を聞いたり、客室乗務員の所属する部署では、出発前の打ち合わせや、調べことをしている様子、フライトから戻ってきた客室乗務員の方達の振り返りを行っている様子を見たり、フライトのための資料作りや企画を考えている部署を見学したり、現場を見学できてドキドキしたそうです。
空港のカウンター周辺にあるJALスマイルサポートカウンターに寄って、お手伝いを必要とするお客さまへのサービスについて伺いました。空港内で搭乗口まで利用できる最新の金属反応を避けられる木製車椅子も見ることができました。
午後からは、新整備場駅付近にあるスカイミュージアを見学し、制服姿の写真撮影を楽しんだり、航空教室の講義を受けました。そして、飛行機を整備する格納庫を見学しました。飛行機の大きさを実感しながら、格納庫から次々と着陸する飛行機を見て、羽田空港の忙しさも実感しました。整備場内の整備士の方達の様子や講義から、安全運航もJALグループ社員のチームワークで守られていることがわかりました。
客室訓練センターでは、実際に定期救難訓練を行っている様子を見学し、脱出訓練をしている大きな声に真剣さを感じたそうです。実際の機内を再現したモックアップでファーストクラスやビジネスクラスのサービス訓練を真剣に受けている乗務員の方達を見ることができました。(学生たちはたくさんのシーンを心のアルバムにそっとしまいました)
朝から夕方まで15000 歩ほど歩き回った一日でしたが、色々な視点で航空産業を見て、聴いて、感じて、考えることができました。
参加した学生にとって、客室や空港旅客サービスという仕事以外にも、これからのエアラインビジネスに対して興味が持てた一日になったでしょうか。引率した教員としては、ビジネスデザイン学科の学生として、さらに想像と創造の翼を広げていってくれることを期待しています。ガンバレ、みんな!