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こんにちは。教員の前田です。
3月16日の卒業式。当学科の1期生が卒業しました。当ゼミでは、この卒業式に合わせて、卒業する4年生が世田谷区内でソーシャルビジネスを行うfutacolabと共同で、限定商品を企画しました。futacolabが販売するHoroHoroという焼き菓子を組み合わせ、「ありがとう」というメッセージ、昭和女子大学や卒業式の日付を印刷したパッケージに(写真左)仕立てました。卒業生が4年間お世話になった方々に贈るギフト、という設定です。焼き菓子の量に応じて、大中小のパッケージを用意しました。
宣伝と販売を担当したのは、新年度から3期生として当ゼミに加わる現2年生8名です。正式なゼミは、もちろん4月からですが、前倒しで活動を開始しました。当ゼミでは、何事にも「データを収集し、分析、フィードバックする」ことをモットーとしています。2年生は、この限定商品を宣伝するwebページを作成し、そのページに誘導するQRコードを掲載したチラシを作り、3/15の卒業式予行日に人見記念講堂前で配布しました。
さて、結果です。前日、当日と6名のゼミ生(須永このみ、大塚紗耶、佐藤かおり、小谷野莉子、鈴木みなみ、西宮麗)の努力の甲斐あり、大中小のパッケージ約100個は、無事に完売しました。でも、買って頂いたのは卒業生ではなく、ほとんどが来場した卒業生のご両親などのようです。今後、この結果をどう見るべきか。ゼミ内で分析、検証します。
以下は、参加した学生たちの感想です。
感想その1
卒業式予行の時点では、チラシ配りをしてもほとんどの人が受け取ってくれないし見向きもしてくれない状況の中で、ほんとにちゃんと卒業生に売れるだろうかという不安がありました。このクッキーのコンセプトとしては、卒業生がお世話になった方に四年間の感謝の気持ちを込めてありがとうという卒業式限定パッケージと共に感謝のメッセージを送るというのが狙いだったからです。
しかし卒業式当日、卒業生の親御さんがたくさんいらしており、卒業式限定パッケージですなどと声かけをするとたくさんの方がクッキーを買ってくださいました。私が販売を通じて得たことはただ声かけをするのではなくアイコンタクトをして話しかけるように切実に宣伝すると興味を持ってくれる方たちが多いように感じました。「商売上手ね!これからも学校生活頑張ってね!」と声かけしてくださる親御さん達もいてとても嬉しかったです。
最初は正直、絶対完売できないと思っていたけれど完売することができてとても嬉しかったです!ゼミ活動はまだ本格的に始まっていないけれどこれからも頑張っていきたいです。(大塚)
感想その2
正直、完売はすると思っていなく、とても自信のない気持ちからのスタートでしたが、大きいサイズを買っていただけたり、複数買いをしていただいているのを見たときはとても嬉しかったです。
午後の部では怪しい空模様でしたが途中から天気に恵まれ結果的に完売することができてよかったです。大成功に終わりました!(須永)
感想その3
今回の活動を通して、完売することができたが、反省点はたくさんある。私たちは販売対象を、卒業生に設定していたが、買ってくれた方はほとんどが親御さん達だった。前日のチラシ配りは全然できず、学生にこの活動自体を知ってもらうことができていなかった。販売対象が学生ならもっと違った方法でも宣伝することを考えられたと感じる。今回の反省点を活かし、次回の販売活動では対象に対してより効率的な宣伝を考えたいと思う。(佐藤)
感想その4
今回、前田ゼミ3期生の私たちは、先輩方が考案してくださったものを引き継ぐ形で、フタコラボさんと世田谷の福祉作業所の方々が共同で製作したホロホロというお菓子を卒業式で販売しました。卒業式で販売するためにフタコラボの方のお話をお伺いしたり、自分たちで注文数を決めたり、宣伝用のホームページ、広告を作ったりとゼミ生一丸となってゼミでの一発目の活動を良いものにしようと頑張ることができました。
当日も、私たちの不安をよそに卒業式に参列の保護者の方々、先生方、卒業する先輩方のおかげで無事完売することができました。今回の経験でゼミ生同士の団結も深まったと感じます。今後の活動もより良いものにできると良いなと思います。(西宮)