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10月20日(木)、大統領選候補者による最後の討論会(ディベート)生中継を見るイベントに、ビジネスデザイン学科の学生を中心に本学から総勢11名で参加してきました。とてもエキセイティングだった5時間をレポートします。
朝8時に集合して早速セキュリティイーコントロール。大使館に初めて入る学生もおり、しっかりした安全対策にちょっとびっくり。都内の数大学から集まった120人の学生や教員が会場入りすると、そこは赤、青、白の風船やデコレーションが施されてまるで米国のどこかの街のタウンミーティングのようです。
大統領選トリビアクイズに挑戦したり、選挙に関する資料を読んだり、米国家庭でよく見るクッキーやカップケーキで一息ついたり、お祭りムードを楽しみます。そこにケネディー大使がご登場。自身の父であるケネディー大統領とニクソン大統領のディベートのときのことをお話くださるなど、分かりやすいエピソードに魅了されます。そしていよいよ、第3回にして最後の、大統領選ディベート生中継が始まりました。
最高裁判事、中絶問題、不法移民、同盟と防衛問題、富裕層への減税、公立大学の学費免除など、次から次へと重要な課題が登場、学生は手早くメモを取りながら、一生懸命耳を傾けていました。ディベートが終わると、日米の7名の専門家によるパネルディスカッション。ビジネスマンや、テレビや新聞記者、研究者が登壇し、それぞれの立場から討論内容を分析してくれました。
最後はちょっとした交流タイム。本学の学生も、他大学から参加した学生と言葉を交わしたり、大手新聞やテレビ局の取材に照れながら答えたり、逆に、パネリストや米国の外交官に質問して知識を深めていました。
その後みんなで近隣のレストランで昼食をとりながら、誰からともなく、面白かったところ、賛成できないところ、心配なことなど語りあいました。「Roe v Wade 裁判でなに?」「今後の米国のアジア外交はどうなる?」「選挙結果を受け入れるかどうか、トランプ氏はその時になったら受けいれると言っていたけれど、社会が分断してしまうのでは?」など実にさまざまな意見や質問が出、あっという間のランチタイムでした。
こうして朝8時に始まったビューイングイベントを終え、みんなで赤・青・白の風船をふわふわさせながら、サラリーマンが往来するオフィス街を通り抜け、三軒茶屋キャンパスまで戻って来たのでした。
参加した学生のみなさん、自ら積極的に見聞を深めた5時間、本当にいい経験でしたね!(文責:今井)