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アメリカ大使館主催の2016年アメリカ大統領選 討論会Viewingに行ってきました。

10月20日(木)、大統領選候補者による最後の討論会(ディベート)生中継を見るイベントに、ビジネスデザイン学科の学生を中心に本学から総勢11名で参加してきました。とてもエキセイティングだった5時間をレポートします。

都内の大学・高校から集まった約120名の参加者とキャロライン・ケネディー大使

都内の大学・高校から集まった約120名の参加者とキャロライン・ケネディー大使

朝8時に集合して早速セキュリティイーコントロール。大使館に初めて入る学生もおり、しっかりした安全対策にちょっとびっくり。都内の数大学から集まった120人の学生や教員が会場入りすると、そこは赤、青、白の風船やデコレーションが施されてまるで米国のどこかの街のタウンミーティングのようです。

大統領選トリビアクイズに挑戦したり、選挙に関する資料を読んだり、米国家庭でよく見るクッキーやカップケーキで一息ついたり、お祭りムードを楽しみます。そこにケネディー大使がご登場。自身の父であるケネディー大統領とニクソン大統領のディベートのときのことをお話くださるなど、分かりやすいエピソードに魅了されます。そしていよいよ、第3回にして最後の、大統領選ディベート生中継が始まりました。

最高裁判事、中絶問題、不法移民、同盟と防衛問題、富裕層への減税、公立大学の学費免除など、次から次へと重要な課題が登場、学生は手早くメモを取りながら、一生懸命耳を傾けていました。ディベートが終わると、日米の7名の専門家によるパネルディスカッション。ビジネスマンや、テレビや新聞記者、研究者が登壇し、それぞれの立場から討論内容を分析してくれました。

生中継の後は、日米の専門家によるパネルディスカッション

生中継の後は、日米の専門家によるパネルディスカッション

最後はちょっとした交流タイム。本学の学生も、他大学から参加した学生と言葉を交わしたり、大手新聞やテレビ局の取材に照れながら答えたり、逆に、パネリストや米国の外交官に質問して知識を深めていました。

ケン・モスコウィッツ=テンプル大学ジャパンキャンパス特任教授に質問する本学学生

ケン・モスコウィッツ=テンプル大学ジャパンキャンパス特任教授に質問する本学学生

 

大使館の広報・文化担当外交官グレゴリー・オーリットさんと話す本学学生

大使館の広報・文化担当外交官グレゴリー・オーリットさんと話す本学学生

 

マーゴ・キャリントン広報・文化交流公使とともに記念撮影

マーゴ・キャリントン広報・文化交流公使とともに記念撮影

その後みんなで近隣のレストランで昼食をとりながら、誰からともなく、面白かったところ、賛成できないところ、心配なことなど語りあいました。「Roe v Wade 裁判でなに?」「今後の米国のアジア外交はどうなる?」「選挙結果を受け入れるかどうか、トランプ氏はその時になったら受けいれると言っていたけれど、社会が分断してしまうのでは?」など実にさまざまな意見や質問が出、あっという間のランチタイムでした。

 

風船を手に記念の一コマ

風船を手に記念の一コマ

こうして朝8時に始まったビューイングイベントを終え、みんなで赤・青・白の風船をふわふわさせながら、サラリーマンが往来するオフィス街を通り抜け、三軒茶屋キャンパスまで戻って来たのでした。

参加した学生のみなさん、自ら積極的に見聞を深めた5時間、本当にいい経験でしたね!(文責:今井)