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宮脇ゼミ3年の上前泊千翔です。
今回は、私が所属する学生団体つちむすびで参加したビジネスコンテストの結果をご報告します。
つちむすびは高校の同窓生たちとともに活動する学生団体です。ビジネスコンテストには、他大学の学生2名とともに応募しました。
当ゼミではこういったビジネスコンテストへの応募を推奨し関連した学習を行っています。
私たち、つちむすびは、J:COM主催「大学生と考えるSDGsアクション支援プロジェクト」に挑戦しました。書類選考、オンラインプレゼンテーションを経て最終選考に進む10チームのうちの1チームに選ばれました。、2025年10月19日に開催された最終選考でパネルディスカッションを行いました。そのった結果、審査員特別賞を受賞しました。10チームのうち賞を受賞したのは、ベストアクション賞(学生投票賞も同時受賞)の1チームと、審査員特別賞を受賞した私たちつちむすびです。

ここで、つちむすびの活動を紹介します。つちむすびは、茨城県取手市の使われなくなった畑(遊休農地)を活用し、地域活性化を目指す学生団体です。遊休農地は、自給率の低下や環境リスクの増大などさまざまな問題を抱えています。私たちはその課題を解決するため、地域のNPO法人と協力しながら持続可能な農地の再生と地元の小中高校での探究活動支援を進めています。
私自身、高校時代についむすびの前身の取手ひまわりプロジェクトに参加し、遊休農地で育てたひまわりからリップを商品化した経験があります。
その経験から、行動することの大切さと人の心を動かす力を学びました。当時の私は失敗を恐れて一歩を踏み出せない性格でしたが、探究活動を通して行動する勇気を持てるようになりました。
しかし現在、学校では教員不足や働き方改革の影響で、探究活動を十分に行うのが難しくなっています。だからこそ、つちむすびがその役割を担い、地元の小中高生に学びや体験の機会を届けたいと考えています。私がひまわりプロジェクトの探究活動で変われたように、子どもたちにも行動する楽しさを感じてほしいです。
今回のビジネスコンテストでは、全国各地から地域課題に挑む学生たちが集まり、刺激を受けました。最優秀賞には届きませんでしたが、熱意あふれる学生たちと出会えたこと、そして審査員特別賞をいただけたことは、つちむすびにとって大きな励みになりました。
これからも、取手の地域活性化と若い世代の学びをつなぐ活動を続けていきます。
つちむすびの活動は、Instagramでも投稿しています!気になる方は、「つちむすび」で、ぜひ検索してみてください🌻
