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みなさんこんにちは!ビジネスデザイン学科3年の川村衣杏です。
今年も12/16のコーポレートファイナンスの授業で、アステラス製薬代表取締役社長CEOの岡村直樹様をお招きしました。

今回のゲスト講義では、医薬品ビジネスの本質は利益を追求することと同時に、患者様にとっての「価値」をいかに創出するのかにあることを学びました。長期的かつ不確実性の高い医薬品の研究開発を支えるためのファイナンス知識の重要性についてお話しいただきました。

最初は、医療や研究開発に関する話が中心だと思っていましたが、普段の授業で習うキャッシュフローや正味現在価値などの話題が出てきて、新鮮というか不思議な感じがしました。

もっとも印象的だったのは、数字の重要性と数字をどう使うのかということに関するお話です。数字は事実としてあり、それを元に意思決定をすることが大切ですが、その数字の意味を考えて意思決定をしないといけないというお話でした。例えば、天気予報で降水確率が10%といっても、10時間の内の1時間も、10の地域の内の一つの地域も10%です。その数値が何を意味するのかを考えることはとても大切なのだとはっとさせられました。数字を扱うコーポレートファイナンスをせっかく学んでいるので、その知識を生かして今後の人生を豊かにしていきたいと思いました。
岡村様、社内では下の名前で呼ばれているとのことでしたので直樹さん!お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!