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【藥袋ゼミ】「ラ コルベイユ・ブランドレゾナンス・プロジェクト2018」店頭販促状況

こんにちは。藥袋ゼミ4年の片山です。

藥袋ゼミと井関産業株式会社ラ コルベイユ事業部が共同で取り組む「ラ コルベイユ」の今年度版プロジェクトが、新3年生を中心に4月18日にスタートしたばかりですが、今回は、私たち4年生が昨年度版プロジェクトで行った店頭プロモーション提案が、現在、マツモトキヨシ「銀座みゆきAve.店」で試行されておりますので、ご紹介したいと思います。

昨年度のプロジェクト「ラ コルベイユ」ブランドの女性用下着洗剤「ラブリー365」の販売促進とブランド展開を検討してきました。特に、女性用下着洗剤は世間的にもまだ認知度の低い商品カテゴリーですが、中国国内では女性用ランジェリー洗剤の需要が高まっている現状を踏まえ、ドラッグストアでの展開を念頭に、中国の方に対するインタビュー調査や店舗視察調査を行い、「ラブリー365」のインバウンド消費を促進するためのマーケティング戦略を検討しました。1月に行った最終報告会では、マツモトキヨシの大友次長と大槻主事のお二人をゼミにお招きし、具体的なブランド・コミュニケーションの施策提案を行いました。

4年生が提案した 「ラブリー365」の 店頭プロモーション

女性用下着洗剤は、マイナーな商品カテゴリーですが、それだけに、安価で知名度の高い業界大手ブランドからの派生商品が認知されやすく、「ラブリー365」のポジショニングが課題となっています。私たちの提案は、「インバウンド向けのPOP」、「競合との製品コンセプト比較POP」、「製品コンセプトを表現するキャッチコピー」の内容と、商品が見やすく購買に繋がりやすい「サイドネットを活用したプラノグラム」の4点です。
実際、大手チェーンドラッグストアの店頭陳列競争は極めて熾烈で、陳列空間も限られており、「ラブリー365」は、一店舗あたり月に1~2点の販売実績が通常でした。しかし、私たちの提案に基づく施策によって、18日間で陳列商品の6点が完売する結果に繋がりました。大手チェーンドラッグストアが有する店舗網を考えれば、「ラブリー365」にとって、この結果がもたらすインパクトは極めて大きい(藥袋先生談)といえます。
今回、実際に私たちの提案が形になっただけでなく、従来の販売戦略に一石を投じる成果につながり、ゼミ生一同、とても嬉しく思います。同時に、提案を形にして頂いたマツモトキヨシの皆様や井関産業株式会社ラ コルベイユ事業部の皆様に感謝申し上げます。
2019年度プロジェクトにも、期待してください。