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皆さん、こんにちは。
現代ビジネス研究所の太田行信研究員によるBusiness in English、計6回の講義が12月14日で終了しました。
英語コミュニケーション学科3年 湊美咲さん、同学科4年 西谷知美さん、国際学科4年 中林成美さんの3名が参加しました。今回カバーしたのは以下のテーマでした。
第1回 International business and hunt for lower labor costs
第2回 Fair financial reporting and corporate governance
第3回 Ethics in business
第4回 Effective presentation skills and IT marketing
第5回 Amazon vs. Walmart: battle of retail giants in the cyberspace
第6回 Corporate governance and leadership
当初は5回の予定が6回になり、非常に幅広い範囲をカバーしたすばらしい講義となりました。以下に受講した学生の感想を掲載します。
中林さん
「一言でまとめると、新しい発見があって楽しい授業でした。さらに、この授業は、これから社会に出る私にとって感銘を受ける授業でもありました。ビジネスの基礎や構造、仕組みなどを英語で学ぶことによって、(アメリカに本社を置いている企業を多くみたこともあり)グローバルな視点で、ビジネスの内容を確認できたからかもしれません」
「毎回の予習と課題の提出は大変ではありましたが、丁寧に講師の方が添削して下さったので、確実に自分の力になっていると思います。6回の授業を通して、 いい意味で、“ビジネスとは、ドライな人程成功するのではないか”というこれまでになかった考えもうまれました。是非、後輩の皆様にオススメしたいものであります」
湊さん
「全体のBusiness in English を通じて、日本や世界で起きているビジネスの動向とそれに伴うビジネス英語を積極的に学ぶことができました。計6回の間に、毎回大量のリーディングとセッションで習った内容やフレーズを使い、プレゼンテーションにトライしました」
「内容は広い部分をカバーしました。印象に残っているのは、様々な会社の不適切な会計、料金損失の記録の取り戻しなどの違反行為について学んだことです。タイムリーに日本の会社やCEOが摘発されたことにより、学習した内容を振り返りながらその件について考えることができたからです。途上国での雇用を公正を行うことの重要性と雇用環境を考慮した貿易(フェアトレード)も最初は一見公正取引への貢献とみられますが、マーケティング戦略でもあるといった内容もまた印象に残りました」
「とても内容の濃く、充実していたセッションでした。この機会に感謝しながらよりビジネスへの自分自身の興味を追求していきたいです。本当にありがとうございました」
西谷さん
「この授業では、ビジネスの裏側や実態について深く学びました。報道番組や新聞だけからではわからない情報を知り考えることができ、とても楽しかったです。社会人になってからも今回学んだことを役立てていきたいです」
講師の太田研究員のコメントは以下です。
「6回のセッションでは、国際貿易、企業戦略、会計からビジネス倫理、さらに「会社は誰が所有するのか」という問題まで、ビジネスに関わる幅広いテーマを取り上げました。ジュニアなビジネスマンでもてこずる、ビジネス未経験の受講生の皆さんには質量ともにとても歯ごたえのある講義だったと思います。ここで知識以外に学んで欲しかったのは、少々わからないことでも、『きっとこういうことだろう』という自分なりの仮説を立てて、理解しようとチャレンジしてみるという姿勢です。大学での授業の良いのは、たとえ間違っても誰も責めないうえ、何回でも間違うことができるという点です。この授業での体験が、会社や社会のシステムのルールを理解し、効率的・効果的にビジネス競争を勝ち抜く一助になったなら幸いです」。
皆さん、ご苦労様でした。