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【前田ゼミ】情報行動調査の結果を公表しています(その1)

 前田ゼミの主要なテーマ・活動は、スマホ等を使った情報行動調査の実施とその分析です。
2017年度も7月に学内の学部生を対象に調査を行いました。その結果を中間報告として順次、A1サイズのポスターにして、8号館3階のロビーで公開しています。
調査では、指定した日の午前零時から24時までの間に、「何をしていたか」を10分刻みで記録してもらっています。第1弾(写真左)は、「SNS・Twitterを見る・書く・チャットする」行為について、時間毎の行為者率を2013年度調査から時系列で比較した結果を報告しました。2017年度は2016年度に比べ、ほとんど時間帯で行為者率が跳ね上がりました。分析を担当したのは、写真左から3年の鈴木みなみ、山本彩香、佐藤かおり、小谷野莉子の4名です。4名の説明では、「2016年夏にインスタグラムにストーリー機能が導入された結果、ユーザーが頻繁にアクセスするようになったのが、行為者率急増の理由」とのことです。各人のコメントは以下です。

「年ごとの推移を見たりデータを比較したりすることで分かる傾向や、それにより一見関係ないようなデータが繋がるなど新たな発見があって面白い分析だったと思う」(鈴木
「‪今回の分析で、SNSの使用頻度の高さに驚いた。近年のInstagramの使用頻度の急激な上昇はとても興味深いものだった。今後も様々な数字に注目して新たな発見をするために分析を続けていきたい」(山本
「インスタグラムは利用者を拡大するために様々なサービスを開始し、それに伴って利用状況も増加傾向にあることが、行為者率のグラフとインスタグラムの歴史と照らし合わせることによって発見できた」(佐藤
「年度別にスマートフォンによるSNS等の利用率について調査したが、年々利用率が上がっていることに驚いた。スマートフォンでできることがどんどん増えているので、このような結果になったと思う」(小谷野